第四十四話 VS木山春生
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「ぐあぁぁぁぁーーーーーっ!!」
御坂さんと木山先生が戦っていた場所に俺たち三人がようやく到着すると、御坂さんに抱きつかれた木山先生が電撃で倒される所だった。落下後はどんな戦い方をしていたか見ていないのだが、取り敢えずの決着はアニメ通りと言うことで良いのだろう。
「一応、手加減はしといたからね」
崩れ落ちる木山先生を支えつつ、多分俺たちには聞こえないように呟いたつもりなのだろう御坂さんの言葉は、聴力の良い俺にだけ聞こえたようだ。
「超無事だったようですね」
「あ、絹旗さ……え?」
声を掛けた絹旗さんに御坂さんが答えようとするが、その瞬間に御坂さんの動きが止まる。続く御坂さんの言葉からもアニメ通りに進んでいることがうかがえる。
「これは、木山先生の……記憶?」
「超どうしたんですか? あっ!」
御坂さんを心配して絹旗さんが御坂さんに触れる。するとその瞬間に絹旗さんも動きを止めた。
「きぬはた、どうしたの? えっ?」
絹旗さんを心配した滝壺さんが絹旗さんに触れると、同様に滝壺さんも動きを止めたので何となく予想が付いた。
「もしかして……あー」
俺の予想が正しいかどうか確認するために御坂さんに触れてみると、予想通り頭の中に木山先生の記憶が流れ込んできたのである。
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