260
[8]前話 [2]次話
想い寄せ
君を呼びにし
小夜更けて
見なば歪みし
夜半の月かな
どれだけ恋しいと想えど…彼はここにはいない…。
時は無情に過ぎ去り、彼の名前を呼び続けても…ただ夜が侘しく更けて行くだけ…。
見れば雲の合間から月が顔を出す。
闇夜を裂いて輝く月影…なぜか歪んで見える…。
彼に…会いたい…。
溜め息を
つきてや恋の
迷い路の
向かうはいずこ
明日も見えざり
溜め息をついては恋に悩み…また悩んでは溜め息をつく…。
諦める他ないこの恋…だが諦め切れないこの想い…。
どうすればよいのか…迷う必要もなかろうに、私はずっと答えを探し続けている…。
もしかしたら…有り得もしない未来を夢見、何を指針に歩めば良いかさえ分からなくなり…。
私は一体…どうなりたかったのだろう…?
明日さえ見えない私は…どこへ向かえば良かったのだろう…?
私とは一体…何なのだろう…?
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ