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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic9彼の者ら、狂人につき〜Prison Family〜
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指導を行います」

「了解した。ナカジマ三佐にはよろしく伝えておいて下さい」

「はい。ではこれで」

「あの、捜査周りになら私も行った方が・・・」

すれ違おうとしていたシグナムにフェイトがそう言うと、「準備は我われ副官の仕事だ。それに、アリシアが動けない今、お前の仕事量は増えるばかり。良い機会だ、今日はのんびりしていろ」シグナムは気遣いの言葉を掛けた。

「あ、ありがとうございます?で良いんでしょうか・・・?」

「それで構わん。では行ってくる」

「「いってらっしゃーい」」

ヴィータとシグナムも、陸士部隊が採用しているジープタイプの車に乗って108部隊の隊舎へ向かった。これで隊舎に残るのは隊長のみとなった。彼女たちも今日は隊舎で待機となる。改めて隊舎のエントランスを潜り・・・

「それじゃあ私は、医務室に寄って来るね」

「アリシアちゃんのお見舞いだね。うん、それじゃあまたオフィスで」

「うん、オフィスで」

骨折で医務室に入院しているアリシアのお見舞いへ向かうフェイトと別れた。そして次は「セインテスト調査官。私もこれで」オフィスに着いたことで、「ああ」なのはとも別れた。オフィスに入っていくなのはを見送り、俺は仕事場である部隊長室へと向かう。

「ルシル!・・・じゃなかった、セインテスト調査官!」

「おはようです、セインテスト調査官!」

「おはようございます〜!」

その途中で、アイリとリイン、それにシャーリーが前からやって来た。俺も朝の挨拶を返して、「これからどこへ?」3人にそう訊ねる。

「私とリイン曹長はメンテナンスルームへ」

「これからもっと忙しくなるでしょうから、それまでにリインのフルメンテをしてもらうですよ」

「アイリは医務室で今日はのんび〜り。新人たちが居ないと暇でしょうがないんだよね」

医務室の常連となりつつあるフォワードは今日居ないからな。医務室が暇になるのも仕方ないだろう。が、調査官の前でのその発言はいかがなものかと思うぞ、アイリ。そんな3人とも別れ、「おはようございます、八神部隊長」はやてとリイン、それに俺の仕事場である部隊長室へとやって来た。

「あ、おはようございます、セインテスト調査官」

執務デスクの椅子に座ってポケーッとしていたはやて。6月も中盤で少しずつ温かくなってきて、隊舎内も過ごしやすいように環境調整されていることもあって、気を緩めるとうたた寝してしまうんだよな。

「「今日も1日よろしくお願いします」」

お互いにお辞儀しあって、俺も自分専用のデスクの椅子に座って、「さて。始めますか」早速仕事を開始した。

・―・―・―・―・

第1世界ミッドチルダの西部と中央区画を繋ぐ4車線の公道。多くの車両が
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