暁 〜小説投稿サイト〜
とある地下の暗密組織(フォートレス)
第2話
ep.014  『陽の光を浴びてみたものの・・・』
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国際的過激派武装組織(IVA(イヴァ))』に指定されているほどの勢力を有していることから、最悪には国外まで逃走される可能性もある。その可能性も考えてメンバーの配置、作戦を練る事。

そして、その『ピースメイカー』での情報が届いた。彼らの中に元『fortre―――》

文章はその後からがマジックで消されており、舌の余白に叶世からであろう追記があった。

《以上の通りだ。配置はあらかじめ言ったから、作戦の説明をする。俺の電話につなげ。》


「ですって。」
「だって。」
「だとよ。」

いつの間にか覗き込むようにして見ていた御臼・シャーロック・枯木が言う。


「はぁ。取り敢えず連絡とるか。」
ポケットから携帯を取り出した。

















































一方で、地下。目的区。

『fortress本部』。




(そういや、あいつ。なんか武器があるとか言ってたよなぁ〜)

夢絶がふと思っていた。










































倉庫。扉前。


この本部の中にある取り締まった武器やその資料が山の様になっている。まあ、大体の武器は警備員の横領されたものや船などで運ばれてくる時に紛れ込んでいるのが大体で、それがこの第0学区に行きついて来るのだ。

残りは、言わずと知れた『GROW』の奴らが売買しているという訳だ。
(で、『GROW』の奴らが寄越した武器ってなんだ?)

倉庫の扉を開ける。倉庫に入るためには扉の隣の端末から6桁の数字を入れ開ければならない。


右手で、端末の0~9までの数字を入れる。
この数字の情報はさすがに知られていないようだな。まあ、それもそうか。こんな情報を叶世(あいつ)が載せる訳がない。

6桁。その数字を入れると扉から一瞬蒸気が吹き出る。
このシステム要るのか?


一瞬吹き出ているのはドアのロックに全く関係のない蒸気である。理由としては一応相手に威圧感やこの先に入るべきではないという心理的な不安感を植え付けている。まあ、地下(ここ)では相手の好奇心を駆り立てるので意味がない。


(というのは置いといて、武器である。第4学区に行っている奴ら(かっこ)御臼ちゃん除き(かっこ閉じ)は何も持って行ってなかったけど・・・・・・、というか、御臼ちゃんがトンファーとか持って行ってたような気が・・・・。)


倉庫。真っ暗な部屋を照らし
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