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fate/EX=zero
天才少女の月旅行
1回戦閉幕
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トでバーサーカーを爆発から守る

「うぐぅぅ、スパルタダァァァ!!」

度重なるバーサーカーの攻撃を受けているにも関わらずランサーはまだまだ戦えるようだ

あ、っていうかマずイ

operation(future)の使い過ぎで頭が変になってきタ

一回トメなくテは


「コードキャスト空気撃ちradiation_mgi」

魔力放出の効果をバーサーカーに与えて一度休憩する

「随分と疲れてきたようですわね、ランサー!宝具の使用を許可しますわ!」

来た!

「お任せください…………『炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)』!!」

レオニダス1世のその声に呼ばれ周囲にスパルタ兵が集まってくる

十万人のペルシャ軍に対してわずか三百人で立ち向かったとされるデルモピュライの戦い

その戦いで戦った兵士300人を召喚して防衛する宝具か!

「っ…ぐぅ!」

ルヴィアが苦しそうにする

流石のルヴィアでもあれだけの召喚は負担があるようだ

「バーサーカー!バーサーカー化の抑制を若干緩めて火力上げて!」

300人によるファランクス

対軍宝具が欲しいところだが今はバーサーカーの攻撃力を信じるしかない

radiation_mgiによって魔力放出のブーストを受けたバーサーカーのランスが振るわれるたびにスパルタ兵達が空を舞い消えていく

7回ほどバーサーカーがランスを振るうと『炎門の守護者』によって呼び出されたスパルタ兵達が一掃される

ただ魔術回路への負担が想定より大きいな

「っ…………バーサーカー!今のうちにランサーを倒して!」

私を心配して能力を抑制しようとするバーサーカーに待ったをかける

「ですがお姫様…………いえ、わかりました!」

再びランサーに突貫するバーサーカー


「スパルタだァァァァァァ!」

バーサーカーの攻撃に応じるランサーの方もダメージは蓄積しているようだ


何度も何度もバーサーカーのランスとランサーの盾がぶつかる音が響く


「計算通りだ!!」

ランサーとバーサーカーの武器がぶつかりランサーが吹きとばされていくのを見てルヴィアがイライラしている


そろそろかな



「ランサー!宝具をもう一度行きますわよ!!」

やはり向こうは私の魔術回路の消耗を狙っているようだ

私の魔術回路とルヴィアの魔力どちらが先に音を上げるだろう?

そこまで分が悪い勝負ではないがここは敢えて賭けに出る!

「『炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)』!!」

再び現れる300人のスパルタ兵

これ以上radiation_mgiの魔力放出付与での補助はできない

バーサー
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