第138話
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ね
「フッ、安心しておけ。これでもかつては多くの女性達と付き合いながら”国”を治めた事があるからな。」
「しかも今回は俺もいるからな!ガッハハハハハハッ!」
尋ねられたヴァイスは頷いて静かな笑みを浮かべ、ギュランドロスは豪快に笑ってその場にいる全員を脱力させ
「ヴァイスさんの場合はある一点においては全然信用できませんけどね。」
「ゼムリア大陸中の綺麗所を全部喰う気か、このリア充王!!」
「しかもギュランドロス司令も司令になってから滅茶苦茶な行動をしていたものねえ……」
ティオはジト目で呟き、ランディは悔しそうな表情でヴァイスを睨み、エオリアは苦笑した。
「ああそうだ。俺が”王”となった際、娼館は真っ先に作るつもりだから男共は期待しておけ。」
「おおおおおおおおおっ!?マジかっ!?絶対通いまくるぜっ!!」
「お、俺も……!」
そしてある事を思い出した後静かな笑みを浮かべて言ったヴァイスの言葉を聞いたランディとレイモンドは興奮し
「せ、先輩………」
「最低ですね。」
ノエルは表情を引き攣らせ、ティオは蔑みの表情でランディとレイモンドを見つめ
「ロイド?そんな所に通うなんて絶対に許さないからね?」
「それは私もですよ?兄様?」
エリィとエリゼはそれぞれ威圧を纏った微笑みを浮かべてロイドとリィンを見つめ
「い、行かないって、そんな所!!」
「恋人がいる身で行くわけがないだろう!?」
見つめられた二人は慌てた様子で答え
「我々警察の目の前で本来なら真っ先に規制対象になる施設を創る事を提案しないで下さいよ………」
「ハア……………頭が痛くなってきた。」
エマは呆れた表情で溜息を吐き、ダドリーは溜息を吐いた後片手で頭を押さえた。
「フフ、今後のゼムリア大陸は面白い事になる事間違いなしね♪」
「一体どんな世界になるのでしょうね?」
一方カーリアンとリタは微笑み
「……少なくても笑顔のある世界なのだろうな。ここに笑顔を取り戻した未来のキーアがいるように。」
「ええ……………」
ツァイトとセシルは微笑みながらキーアを見つめ
「えへへ……」
見つめられたキーアは無邪気な笑顔を浮かべ
「アハハ………あの………市民の安全はどうですか?」
ノエルは苦笑した後気を取り直して真剣な表情で尋ねた。
「今の所、戒厳令と外出禁止令に大人しく従っているようです。街の外で戦闘が起きているのも影響しているのではないかと。」
「でも、いきなりだったから備えのない市民も多いみたいでね。市民会館やホテルなんかに避難している人もいるみたいだしかなり困ってるんじゃないかな〜?」
「
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