第135話
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「オイオイオイオイ!オッサン達、そんなとんでもない切り札を手に入れてやがったのかよ!?」
ノエルの話を聞いたロイドやエリィは驚き、ティオは信じられない表情をし、ランディは目を細めて叫び
「うわー………確かにそんなとんでもない兵器があれば二大国を滅ぼすのも容易ね………あの人形兵器に二大国の軍団が次々と殲滅させられたのだから。その人形兵器の上を行く上、しかも複数あるんでしょう?勝負はもう決まったようなものじゃない……」
「「……………………」」
グレイスは表情を引き攣らせた後疲れた表情で溜息を吐き、マクダエル議長は重々しい様子を纏って黙り込み、キーアは辛そうな表情で黙り込んだ。
「ちょっと待った。今、合成魔獣や”竜”、石象兵とか聞き捨てならない言葉が出てきたけど……まさかそれらも全てメンフィルが本国―――異世界で量産して、こっちの世界に持ってきた上、局長達に譲渡したのかい?」
その時ワジが真剣な表情でエクリアを見つめて尋ね
「はい。特に”歪竜”の力は凄まじく、正直な所普通の”竜”のドラゴンブレスとは比較的にならないほどの威力を持つエネルギーを放つ事ができますし………さらに”竜”自体も合成儀式で作れます。」
尋ねられたエクリアは頷いた後真剣な表情で答え
「ベルガード門に潜入していた私も”神機”が破壊される様子を見ていましたけど………現存する導力兵器では絶対に敵わないと思いました……あれはハッキリ言って”格”が違い過ぎます。」
リーシャは重々しい様子を纏った後真剣な表情で答えた。
「……………………」
「そ、そんな存在までメンフィルや局長達が手に入れたなんて………」
「オイオイオイオイ………!二大国を焦土に変える気か!?」
「というかリセルさん達がその兵器達の知識と技術を知っていたという事は………ヴァイスさん達はかつてとんでもない戦争を繰り広げていたのですね………」
エクリアの話を聞いたロイドは口をパクパクさせ、エリィは表情を青褪めさせ、ランディは厳しい表情で声を上げ、ティオは不安そうな表情で呟き
「へえ………ヴァイス達、私達の予想以上に凄い戦争をしていたようね♪」
「あ、ありえん……!”竜”の合成儀式だと………!?」
「…………まさか人の”業”で”竜”を”創る”とはな…………異世界の”魔道”の技術力………どうやら私の予想を遥かに超えた技術力のようだな………」
「…………………」
「ヒュウ!異世界は一体どれだけ反則技ばかり使うんだ!?」
カーリアンは興味深そうな表情をし、アッバスは信じられない表情で声を上げ、ツァイトは厳しい表情で呟き、セシルは複雑そうな表情で黙り込み、口笛を吹いて興味深そうな表情になった。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ