第七章
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「やり過ぎだよ」
「そうかもな、けれどそれで今日は俺も社員も休みだよ」
「それでうちに来たんだ」
「連絡もあってな」
「連絡?」
「鳳さんもいるよな」
初瀬は入口のところから店の中を見回してだ、城乃内に尋ねた。
「店に」
「奥でケーキ作ってるよ」
「そうか」
「すぐに呼ぶ話だよね」
「ああ、呉島さんから連絡が来たんだよ」
「呉島さんから?」
「そっちにも連絡きてるだろ」
初瀬は城乃内にあらためて尋ねた。
「携帯にでも」
「いや、仕事中だから切ってるよ」
「それでか」
「携帯にメール来てても」
それでもとだ、城乃内は初瀬に答えた。
「仕事中だから」
「切ってるのか」
「いや、切ってないけれど」
「今までチェックしていなかっただけか」
「御免、こっちも忙しくてさ」
「仕方ないな、じゃあ今観てみろ」
「それじゃあね」
城乃内は初瀬に言われるまま自分の携帯を取り出してそのうえでチェックした、すると彼の言った通りだった。
「あっ、本当にね」
「俺の言った通りだろ」
「呉島さんから呼び出しかかってるよ」
「一緒に行くかって誘いかけてよかったな」
「うん、それじゃあね」
「すぐに行くぞ」
これは絶対にライダーとしての話だしね」
「ああ、行くぞ」
こう話してだ、そしてだった。
二人はユグドラシルの呉島の執務室に行くことにしたがこの時にだ、その鳳が二人のところに来て言った。
「ああ、二人共丁度そこにいたのね」
「というか俺はあんたも呼びに来たんだ」
初瀬はその鳳に顔を向けて答えた。
「呉島さんから集合かかったってな」
「メロンの君からね」
「相変わらず変な呼び方だな、とにかくな」
「ええ、今からね」
「あんたも入れて三人でな」
「いざメロンの君の下へ、行くわよ」
「何でこの人がメインになるんだ?」
初瀬は鳳が仕切りだしたので必然的にこう思った、だがそうした話は鳳には意味がなく。三人は鳳に連れられてユグドラシル本部に向かった。
駆紋戒斗は今はチームバロンの集合場所でもある彼がチームのメンバーと共に経営する車のディーラーにいた、だが。
一台売ってからだ、彼は自分の携帯が鳴ったのを聴いてすぐに懐から取り出してメールをチェックしてザックとペコを呼んだ。
「二人共いるか」
「ああ、メールのことだな」
「こっちにも連絡が来たよ」
ザックは二階の階段のところから、ペコは店の事務所から出て応えた。他のメンバーはそれぞれ店の仕事をしている。
「すぐにユグトラシルの事務所に来てくれ」
「そうあるね」
「また出て来たな」
駆紋は鋭い目になり言った。
「スサノオの手の奴等が」
「まあそうだろうな」
ザックは階段をゆっくりと降りてだった、駆紋のところ
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