壁ドッヂボール
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まらなかった。もし外れてたら何もしないで大会が終わるところだったから、できることなら二度とあんなことはしないでほしいものだ。
『以上ですべてのチームが入場を終えました!!なので、簡単にではありますが今後のトーナメントについての説明を行いたいと思います!!』
これから重要な説明に入りそうなので、一旦話を区切りそちらに耳を傾ける。
『決勝トーナメントは事前にお伝えした通りの組み合わせで行わせていただきます!!ゲームはこちらで用意したものを皆さんにやってもらうことになっており、基本は一発勝負となっているので油断は禁物です!!』
競技の発表とルールの説明を終えたら即試合に入っていく・・・これは予想していたことだから、大して気にする必要もないだろう。
「むしろ問題はどんなゲームか・・・だよね?」
「うん。それが気になるよね」
予選の感じからすると、競技名も分かりやすくされてはいるだろうけど、頭を使い続けるだけなのか、はたまた体を動かすものがあるのか、それが一番の焦点になってくるだろう。
「レオンがいるから運動系は有利だよね」
「でもみんな頭が良くないから、クイズとかばかりだと辛いね」
「「「頭悪くはないよ!!」」」
ソフィアのさらりと入れてくる爆弾発言に金髪の少年を除いた全員が激昂する。言っておくがお前も頭よくないからな!!それは忘れるなよ!!
『それでは!!一回戦の競技に入っていこうと思います!!』
俺たちが会話をしている間に細かな説明が終わっていたらしく、一回戦の競技発表に入っていく。さてさて、どんな競技なんだ?
『最初の競技は・・・【壁ドッヂボール】!!』
「え?」
「壁・・・ドッヂボール?」
初っぱなから予測がつきにくい競技名が発表され、目を点にしている。一体どんな戦いになっていくのか、ドキドキしながらルール説明を待つのであった。
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