外伝〜クロスベル解放作戦〜後篇
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ィン!行きますっ!!」
その時エステルとサティアは同時に闘気を纏って棒を構えて兵士達を睨み、二人に続くようにナユタとノイ、アドルとエレナもそれぞれ闘気や魔力を纏って兵士達に武器を向けたり睨んだりして叫び
「――――”空の女神”の母神、”自由の女神”フィーナ・クリスティン。」
「――――”ミトスの民”クレハ・レム・オルディーン。」
フィーナとクレハは静かな口調で名乗り上げ
「「――――大好きな人達の為に共に戦いますっ!!」」
兵士達を睨みながら決意の表情で叫び
「――――音に聞こえし”ブレイサーロード”の”守護者”達――――”六異将”の恐ろしさ、とくと見せてさしあげますわ!!」
エステル達に続くようにニルが連接剣を構えて叫び
「ア、アハハ……ただしくは”七異将”ですけどね。」
(フッ、相変わらず細かい事を気にする奴だな。)
ニルの叫びを聞いたテトリは苦笑し、サエラブは口元に笑みを浮かべた。
「ヒッ………!」
一方エステル達に睨まれた兵士達は悲鳴を上げて怯み
「今のサティアさん……まさに母親そっくりになっているね………」
「さすがは血が繋がっている娘だけあるね♪ミントもお姉さんとして負けていられないぞ〜!」
「ううっ………争いがあれだけ嫌いだったサティアがあんなに勇ましくなっているなんて………………昔のサティアを知っている身としたら複雑だわ………」
ヨシュアは冷や汗をかいて苦笑し、ミントは無邪気な笑顔を浮かべた後自分に気合いを入れ、パズモは疲れた表情で溜息を吐き
「「さあ――――行くわよっ!!」」
エステルとサティアは同時に号令をかけ、ヨシュア達と共に戦闘を再開した!
こうして…………北、東、西の出入り口では”六銃士”率いる”六銃士派”とチキとエリザベッタ率いるメンフィル兵達が激しい戦闘を繰り広げ始め……空では空の女神の祝福を受け続けているメルカバ伍号機が”姫神”フェミリンスの援護射撃を行いながら”神機”との戦闘を開始し………そして南口では時を超え、集結した英雄”ブライト”の一族達が激しい戦闘を繰り広げていた………!
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