暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
7章〜建国、クロスベル帝国〜 外伝〜クロスベル解放作戦〜前篇
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
9:00―――



クロスベルに再び運命の日が訪れる日の朝……クロスベル領空内ではメルカバ玖号機と伍号機が合流して信号の合図をした後それぞれの行動を開始し、マインツ山道方面からはエルミナとミレイユ率いる警備隊と神狼の部隊に加えてクライス達がクロスベル市に向かうと赤い星座の猟兵達が現れてエルミナ達に近づき始めた!



〜マインツ山道〜



「―――来たか。以前の戦いと比べる数は倍以上だが……その程度では絶対的な力を持つ我には勝てん。」

「すぐに滅してやろう!屑共が!!」

「我が忠誠を捧げる為に貴様ら全員、生贄となってもらうぞ……!」

近づいてきた猟兵達を見たエア=シアルは呟き、クライスは不愉快そうな表情で、ラクリールは真剣な表情で猟兵達を睨んで叫び

「―――作戦を開始する。クロスベル帝国軍、および神狼部隊………」

一方エルミナは静かな口調で呟き

「「戦闘開始(オープンコンバット)!!」」

ミレイユと共の号令をかけ

「イエス・マム!!」

「ウォン!!」

二人の号令に警備隊員と神狼達は答えた後猟兵達に向かい

「この俺が相手をする事、光栄に思うがいい!屑共がっ!!」

「クロスベル皇帝、ヴァイスハイト・ツェリンダー親衛部隊隊長ラクリール・セイクラス………参るっ!!」

「竜の力、とくと見せてやろう……!」

クライス達も続くように向かって警備隊員達と共に猟兵達に向かって戦闘を開始して次々と猟兵達を殺害し始め

「ミレイユ!決して油断せず、状況に応じて指示をしなさいっ!」

「はいっ!!」

エルミナはミレイユに指示をした後ミレイユと共に警備隊員達に指示を始めた。



〜東クロスベル街道〜



一方東クロスベル街道でも赤い星座の猟兵達が待ち構え

「来たか………」

運搬車の屋根に乗っている猟兵達を率いているガレスは近づいて来るヴァイス達を見つめて呟いて立ち上がった。

「――――迎撃を開始する。相手は白兵戦の達人どもだ。クーガーを出して距離を保て。」

ヴァイス達を見つめたガレスは指示をし

了解(ヤー)!」

猟兵達は答えた後ヴァイス達に向かって突撃を始めたが

「―――メイメイ。指揮系統を混乱させるためにまずはご丁寧にも狙撃しやすい場所に陣取っている馬鹿を一人、撃ち落してやれ。」

「ハッ!隙は見逃さない!精密射撃!!」

ヴァイスの指示に頷いたメイメイは弓を引き絞って矢を放ち、放たれた矢はなんとガレスの喉元に突き刺さった!

「ガッ!?ば、馬鹿な………!?あの……距離で………狙撃……だと……!?」

襲い掛かる矢を見切れず、喉元に矢が突き刺さったガレスは信じられない表情をした後
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ