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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
7章〜建国、クロスベル帝国〜 外伝〜クロスベル解放作戦〜前篇
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よ……!?」

”アハツェン”を見た兵士達は混乱し始めた。

「ま、まさか警備隊だった俺達が”コイツ”を使える時が来るなんて……!夢みたいだ……!」

「クロスベルが”国”になるのも後少しだな……!」

一方戦車の中にいる警備隊員達は明るい表情をし

「気を抜くな!司令達が国を建てたらすぐに”コイツ”と共に二大国に戦争を仕掛けるんだ!国防軍との戦いは”アハツェン”を使った最初にして最後の実戦演習だ!国防軍との戦いで”アハツェン”の動かし方に絶対に慣れろ!」

「「イエス・サー!!」

同じく戦車の中にいる上官の言葉に答えた。

「――――貴方も存分に暴れなさい、”パテル=マテル”!!」

その時レンが叫ぶと”パテル=マテル”が空から急降下着陸して腕を振るって人形兵器を数体纏めて破壊した!

「ヒ、ヒィィィィィッ!?」

「ば、馬鹿な……”神機”が向こうにもあるだと!?」

”パテル=マテル”を見た兵士達は混乱し始めた。

「全員、ここが気合いの入れ所だっ!」

「とっととこいつらを片付けるよっ!」

「クロスベル帝国軍、突撃開始っ!戦車は装甲車及び人形兵器を優先的に狙いなさい!」

「”パテル=マテル”!これよりギュランドロス皇帝率いる”クロスベル帝国軍”の援護をする!なお、敵兵は戦闘不能程度にとどめ、人形兵器並びに装甲車は完全破壊しなさい!!」

そしてギュランドロス、パティルナ、ルイーネはそれぞれの武器を天へと掲げて号令をかけ、3人に続くようにレンは大鎌を天へと掲げて叫び

「イエス・サー(マム)!!」

「―――――――!!」

号令に答えた警備隊員達は他の警備隊員達が操縦する”アハツェン”の部隊や”パテル=マテル”と共に戦闘を開始した……………!
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