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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
7章〜建国、クロスベル帝国〜 外伝〜クロスベル解放作戦〜前篇
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たケビンは苦笑した後それぞれの席に座って操作をしているリース達に決意の表情で号令をかけ

「「「了解しました!!我等の大いなる女神、空の女神(エイドス)よ、今こそ我等の忠誠、そして信仰心をご覧あれっ!!」」」

ケビンの指示にリース達は頷いた後その場で強い祈りを捧げながら決意の表情で叫んだ!そしてメルカバ伍号機はクロスベルから離れた場所にアイオーンを引きつけ、そこにアイオーンが再び銃撃を始めたその時!

「――――ハアッ!!」

なんと背に光の翼を顕させたフェミリンスがメルカバの前に出て光を纏った槍で銃撃によるエネルギーを薙ぎ払った!

「―――”姫神フェミリンス”の力、思い知りなさい!”神”を騙る愚物が………!」

そしてフェミリンスは不愉快そうな表情で叫んだ後、メルカバ伍号機と共にアイオーンとの空中戦を開始した!



〜西クロスベル街道〜



一方西クロスベル街道では国防軍の兵士や”結社”の人形兵器達が待ち構えていた。

「………北口と東口では戦闘が始まったみたいだな。」

「なあ………ヤバくないか?これでギュランドロス司令の部隊がこっちに攻めてきたら………」

待ち構えている兵士達が表情を青褪めさせたその時!

「ガッハハハハハハッ!よくわかってるじゃねえか!とう!!」

なんと騎乗したギュランドロスが馬を跳躍させて兵士達の目の前に現れ

「え―――――」

「な――――」

「オラアッ!!」

「「ガッ!?」」

ギュランドロスの薙ぎ払い攻撃に吹っ飛ばされて気絶し

「フフ、さっさと降参した方が身の為……よ!!」

「クスクス♪しかも”赤い星座”の猟兵を置いていないなんて、ビックリ……よっ!!」

「ディーターも兵士の采配が本当に下手くそだね………っと!!」

「ぐあああああああっ!?」

「ぎゃあああああっ!?」

ギュランドロスに続くようにルイーネとレン、パティルナが次々と強襲して兵士達に重傷を負わせた!

「ヒッ!」

「き、来やがった……!」

「は、早く装甲車で討ち取れっ!!」

それを見た兵士達は悲鳴を上げ、装甲車はギュランドロス達に砲口を向けたその時、砲撃が放たれて装甲車は爆発し、炎上し始めた!

「ば、馬鹿なっ!?」

「砲撃だと!?最新型の装甲車ではこんな事、不可能だぞ!?」

装甲車が破壊される様子を見た兵士達が混乱し始めたその時、”クロスベル帝国”の紋章が刻み込まれてあるラインフォルト社の最新型の戦車―――”アハツェン”が次々と姿を現し始めた!

「なっ……!?」

「あ、あれはまさか………ラインフォルト社の最新型の戦車!?」

「ど、どどどどどど、どうやってあんな物、手に入れたんだ
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