外伝〜それぞれの夜〜後篇
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識に女性を惹きつけているのですよ?」
「エ、エレナ!?」
威圧を纏った微笑みを浮かべたエレナの言葉を聞いたアドルは慌てた。
「まあ………とても興味深い話ですね?エレナさん、是非お願いしてもいいですか?」
「私も凄く興味があります。夫もお父様と割と似た所がありますので………」
一方フィーナとエイドスもそれぞれ威圧を纏った笑顔を浮かべ
「ええ、いいですよ。まずは―――」
エレナは話し出し
(だ、誰か助けてくれ…………!)
アドルは大量の冷や汗をかいて身体を震わせていた。
「フフ………またこうしてお母さんと一緒に眠れる時が来るとは思わなかったわ。ミント姉さん、ありがとう。」
個室で自分のベッドとエステルのベッドをくっつけ、エステルに抱き付いたサティアはもう片方のベッドをくっつけてエステルに抱き付いているミントを見つめ
「アハハ………サティアさんを連れて来たのは未来のミントなんだけどね……………それにしてもサティアさん、すっかりママやミント達に対して甘えん坊になっているね。」
ミントは苦笑した後微笑み
「フフ………私はお母さんの”娘”であり、ミント姉さんの”妹”なんだから”母”や”姉”に甘えるのは当然でしょう?」
「それもそうだね♪」
サティアの言葉に笑顔で頷いた。
「あ〜もう!だからその『お母さん』は止めてって何度も言ってるでしょう!?……………ま、未来ではちゃんと”絆の神剣”に誓ったあたしの”誓い”をを叶えられてよかったわ。」
両脇から抱きつかれているエステルは疲れた表情で言った後サティアに微笑み
「ええ………――――貴女と出会えて私とセリカは救われ………そしてようやく共に生きて行くことができ……幸せになれたわ、エステル。本当に、ありがとう……………」
微笑まれたサティアは優しげな微笑みを浮かべた。
(仲間外れなのはちょっと寂しいけど………まあいいか。さすがにあの中に入って行ける度胸はないしね。ハハ………)
そして離れた場所にいるヨシュアは苦笑しながらエステル達を見つめていた。
その後エステル達は明日に備えて休み始めた………
それぞれが寝静まろうとしたその頃、それぞれ愛し合った恋人達も眠りにつこうとしていた。
〜メルカバ玖号機・個室〜
「ハア…………あんなとんでもない事、経験もしていないのに一体どこで覚えたんだよ………」
”行為”を終えたリィンは疲れた表情で溜息を吐き
「フフ、エクリア様に教えてもらいましたので。」
生まれたままの姿になったエリゼは微笑みながら答えた。
「(そんな事まで教えないで下さいよ、エクリア様!?)……
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