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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜それぞれの夜〜中篇
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事を知ったら、大喜びしそうだね〜。」

「そういえばアネラスさん、ノイちゃんの事、すっごく可愛がっていたものね。」

その時微笑みながら言ったミントの言葉にエステルは苦笑した。

「ヒィ!?ガクガクブルブル………!お、お願いだからその名前は出さないでなの〜!!」

するとノイは悲鳴を上げた後表情を青褪めさせて身体を震わせ始めて叫び

「ノ、ノイ!?どうしたの??」

「アハハ………ノイにとっては凄く苦手な人だったしね……ノイの事が大好きなのは良いんだけど………」

ノイの様子を見たクレハは戸惑い、ナユタは苦笑していた。

「あ………でもエオリアさんがアネラスさんと一緒で可愛いものが大好きだからノイちゃんを見たらきっと同じ反応をするんじゃないかしら?」

「た、確かにそうだね。」

「アネラスさんと一緒でミントを”可愛い”って言って抱きしめたりしてくれたものね。」

「そういえば………エオリア、アネラスと一緒でレシェンテやたまに屋敷に顔に出すリタ達を”可愛い”って言って、いつも幸せそうに抱きしめているわ。」

そしてある事を思い出して呟いたエステルの言葉を聞いたヨシュアとミントは苦笑しながら頷き、エステルに続くようにある事を思い出したサティアは呟き

「えええええええええええっ!?アネラスみたいなのがもう一人いるの!?か、勘弁してなの―――――――――ッ!!何で未来に来てまでそんな目にあわなくちゃならないの〜〜〜!?」

エステル達の話を聞いたノイは声を上げた後悲鳴を上げ

「え、えっと………ナユタ?ノイはそのアネラスって人に一体どんな事をされたのかしら?」

ノイの様子を見たクレハは冷や汗をかいて戸惑いの表情でナユタに尋ね

「う、う〜ん………アネラスさん自体はノイの事が大好きなんだけど………接し方がちょっと特殊だったんだよなあ………」

尋ねられたナユタは冷や汗をかきながら苦笑し

「あれのどこが”ちょっと”なの!?」

ノイは疲れた表情で指摘した。

「クスクス………お母様達はこんな楽しい方々と一緒に過ごされたのですね………」

その様子を見ていたエイドスは微笑みながらフィーナ達に視線を向け

「ええ………あの時過ごした時間は私にとって一生の宝物よ………」

「勿論僕にとっても同じさ。あんなにも多くの仲間達と共に行動をしたのは初めてだしね。」

「そしてナユタさん達がフィーナさんの祖先で、エステルさん達が私達の子孫………フフ、不思議な”縁”ですね。」

フィーナは優しげな微笑みを浮かべ、アドルは静かな笑みを浮かべ、エレナは微笑みながらエステル達を見つめた。


「―――そうだ!せっかくこうして未来、過去とブライト家が揃ったのだから、”家族写真”を
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