外伝〜可憐なる妹の想いが叶う時〜
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きだよ、エリゼ。”家族”としてではなく一人の女性として、君が。」
「兄様………!うっ………ひっく………」
リィンに微笑まれたエリゼは嬉しそうな表情をした後、涙を流して泣き始め
「エ、エリゼ!?一体どうしたんだ!?」
エリゼの様子を見たリィンは慌てた。
「だって………幼い頃からずっと大好きだった兄様にようやく女性として意識してもらえた上………好きだって言われて………兄様と恋人や夫婦の関係になる事を一時は諦めていた夢が叶ってとても嬉しくて……………ぐすっ……………」
「エリゼ……………ごめんな………今まで気付かなくて……………」
幼い頃からずっと自分に恋していたエリゼに愛おしさを感じたリィンはエリゼを優しく抱きしめた。
「兄様………………………」
リィンに抱きしめられたエリゼはリィンを見つめた後目を閉じ
(…………………エリゼ……………)
「……………ん……………」
そして二人は口付けをした。
「フフ………状況が落ち着いたら父様達やリフィアにも報告しないといけませんね?」
口付けを終えたエリゼは嬉しそうな表情でリィンを見つめ
「ハハ………認めてくれるかな?特にエリゼは殿下のお気に入りだし。」
見つめられたリィンは苦笑し
「リフィアは私が兄様の事を男性として慕っているのは既に知っていますし、第一あの娘はよっぽど性格が酷い相手ではない限り従者の恋愛に口を出すつもりはなく、両想いなら主として祝福するって断言していましたし、父様達は兄様の素敵な所は全て知っているのですから、きっと認めてくれますよ………」
リィンの言葉を聞いたエリゼは微笑み、そしてなんと服を脱ぎだした!
「エ、エリゼ!?い、い、一体何を!?」
エリゼの行動を見たリィンは顔を真っ赤にして慌てた。
「フフ、兄様が他の女性の方を無意識で落として、他の恋人を作らない内に私が正妻である証拠を今の内に作っておこうと思いましたので。」
下着姿になったエリゼは微笑みながら答え
「いやいやいやっ!?エリゼがいるのにそんな事をするつもりは全然ないって!」
エリゼの答えを聞いたリィンは首を何度も横に振って必死の表情で答えた。
「今までの兄様の行動や言動で今後を考えると全然信用できません。ですから覚悟を決めてください♪」
リィンの言葉を聞いたエリゼは頬を膨らませた後、魅惑的な笑みを浮かべてリィンを押し倒し、リィンの身体のある部分を触り始め
「ちょっ、エリゼ!?そ、そこは……!」
エリゼにある部分を触られたリィンは顔を真っ赤にして混乱し
「フフ………私に興奮してくれているのですね………嬉しいです………………まず口で一端、すっきりさせてあげますね………
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