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魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第8話 生きた証
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は空中にディスプレイが写されて、メガネを掛けた同世代の女性が映った。
「あら、レティ。悪いわね、そっちから連絡をやらせてしまって」
『いいのよ。それより、そっちはどうだったのかしら?』
「2人の友人の家に預けられる事になったわ。長い付き合いみたいだし、心配ないでしょう」
『そう。……それで、あの2人の子供はどうだったのかしら?』
「とってもいい子よ♪それに、優しい所は愛莉に似たわね。お祖父さんを呼んだ時なんて、私も泣きそうになっちゃったわ」
『フフフ……さて、帰ってきてからは、また忙しくなるわね』
「そうね。悠里くんの事も心配ではあるけど、こっちも何とかしないといけないわね」
それじゃあ、と言って詠瑠は通信を切って立ち上がると、地面に円形の翡翠色の魔法陣が浮かび上がった。
それの発光が強くなった次の瞬間、詠瑠の姿はその場から消えていた。
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