第四章
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「仮面ライダーは人間としてスサノオと戦う存在なんだよ」
「その話も聞きましたけれど」
その仮面ライダーの泊も言う。
「あの、それでも」
「はい、今の泊さんはベルトさんとお別れしていますね」
「ですから変身することは」
「つまりベルトさんが戻ればまた変身出来ますね」
スマートレディーは笑って話すのだった。
「そうですね」
「それはそうにしても」
「それならどうぞ」
スマートレディーが右の方を指し示すとだ、何時の間にか台が出ていてだ。その台の上に彼がいた。
「ベルトさん・・・・・・」
「久しぶりだな、進ノ介」
ベルトさんは驚く泊に温かい声をかけた。
「私は戻って来た」
「仮面ライダーは何度でも蘇ります」
スマートレディーが微笑んで話す。
「それこそです」
「幾ら死のうが破壊されようがな」
「私と黒衣の青年さんが蘇らさせてもらっています」
スマートレディーは泊達ににこにことしてこの辺りの事情も話す。
「ですからベルトさんもです」
「どうやら私はまだ戦う運命にある様だな」
穏やかな声でだ、ベルトさんは泊を見つつ言う。
「君と共にな」
「そうか、じゃあこれからも」
「共に仮面ライダードライブとして戦おう」
「それじゃあな」
「さて、剛君にも連絡をかけたから」
ここでまた本願寺が話す。
「彼も来るよ」
「仮面ライダー二人で戦うか」
泊は本願寺の話を聞いてこう考えた、だが。
その彼にだ、スマートレディーは微笑んで言うのだった。
「そう思いますね」
「そうっていうと」
「ここに来たのは私ですが」
それでもというのだ。」
「黒衣の青年さんは何処でしょうか」
「まさか」
「おわかりですね」
「ああ、つながった」
泊はその目を鋭くさせてスマートレディーに答えた。
「全部な」
「はい、そういうことです」
「俺達だけじゃないか」
「スサノオと戦う人達は」
「そういうことか」
「今回はかなり大掛かりな戦いになることは確実なので」
「確実!?」
泊はスマートレディーの今の言葉に即座に反応した、それは他の面々も同じだった。皆その言葉を受けてスマートレディーを見たが。
スマートレディーは笑ったままだ、特状課の面々に言った。
「はい、そうですよ」
「それ本当!?」
西城がスマートレディーに目を大きく見開いて問うた。
「大掛かりって」
「スサノオはロイミュードを出しますが」
「ロイミュードって全部百八だけれど」
「同じロイミュードを何体でも出せますよ」
「あっ、だからなんだ」
「はい、機械城から攻めてきます」
「機械城って」
西城はその聞き慣れない言葉に首を傾げさせたがすぐに自分の席のパソコンのネットで最新のニュースを検索した、す
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