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仮面ライダードライブ アクセル踏み込め
第三章
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「もう答えは出ているよ」
「そうなんですか」
「じゃあちょっと下に行ってくれるかな」
「下っていうとまさか」
「うん、あの部屋にね」
 本願寺の顔は笑顔のままだった。
「行こうね」
「けれどあの部屋に行っても」
 霧子がだ、本願寺のその話に怪訝な顔で問い返した。
「もう何も」
「ベルトさんにしても」
「まあ言ってみようよ」
 本願寺はまだ言う、そしてだった。
 二人を特状課から下のあの部屋に案内した、その部屋に入るとだった。
 すぐに追田源八郎、沢神りんな、それに西城究も来た。追田は部屋に入りその中を見回してから泊達に言った。
「ここ何も変わってないな」
「あっ、来られたんですか」
「ああ、課長に携帯で連絡を受けてな」
「部屋に来てもらうよりこっちに来てもらったんだよ」 
 本願寺もこう霧子に話す。
「追田君達にはね」
「そうなんですか」
「そう、それで三人共来たんだ」
「来たことは来ましたけれど」
 西城も首を傾げさせている。
「あの、もうここにいても」
「ベルトさんもいないから」
 りんなも言う。
「何もないんじゃ」
「そうとしか思えないけれど」
「そもそもどうしてロイミュードが出て来たのか」
 泊が本願寺にこのことを尋ねた。
「わからないんですが」
「そのことも答えが出てるって仰いましたけれど」
 霧子も本願寺に問う。
「あの、何が何だか」
「わからないですけれど」
「そのことはですね」 
 ふとだ、部屋に青と銀色のワンピースタイプの服を着た黒のショートヘアの女が入って来た。西城は女を見てすぐに言った。
「貴女確かスマートブレイン社の」
「はい、社長秘書のスマートレディーです」
「あとスマートブレイン社のイメージキャラクター兼広報の」
「色々やってますよ」
「その貴女がどうして」
「実は彼女は普通の人間じゃないんだ」
 本願寺がここでスマートレディーのことを話した。
「アストレイヤっていう神様でね」
「神様!?」
 りんなは本願寺の言葉にその顔を怪訝なものにさせた、そのうえで本願寺だけでなくスマートレディーに対しても問うた。
「どういうこと!?」
「長いお話ですが説明していいですか?」
「是非してもらいたいわ」
 これはりんなだけでなく本願寺以外のこの場にいる者全員の考えだった。
「それはね」
「はい、それではお話させてもらいますね」
 こうしてだった、スマートレディーはロイミュードのことだけでなく彼等を生み出した存在とその存在との戦いのことを全て話した、そして。
 その話を全て聞いてからだ、泊は驚愕の顔で言った。
「いや、何かな」
「凄いお話ですね」
「ああ、本当にな」
 それこそとだ、泊はスマートレディーに答えた。
「信じられな
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