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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十四話 双剣訓練
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ら地べたに突っ伏していたが。
「ア、アスカさん、大丈夫ですか?」
キャロがヒーリングを掛けるが、アスカは起きあがることができない。
「キャロ…花畑がキレイだよ…」
「しっかりしてください、アスカさん!戻って来て!」
エリオが慌ててアスカの口にペットボトルを突っ込む。
一気にそれを飲み干すアスカ。ようやく起きあがる。
「だいぶきつかったね、アスカ君?」
なのはも心配そうにアスカを見る。
一応、オーバーワークギリギリでのプログラムを組んではいるが、シスターシャッハは計算外だったなのは。
「模擬戦云々じゃなくて、シグナム副隊長のリン…訓練がキツ過ぎます」
(いま、リンチって言い掛けた)
スバルの顔が引きつる。もしかしたら、自分もシグナムの訓練を受ける事になるかもしれないと思ってしまったのだ。
「まあ、アスカ君はデバイスが変わったから、徹底して使いこなせるようにってしてくれてるんだよ」
「それはそうなんですけどね…」
そうは言ってもキツいのは事実。文句の一つも出てくるわけである。
「それに、最後の模擬戦では撃沈どころか、ガジェットを何機も撃墜していたじゃない。成果出てるよ、アスカ君」
なのはにそう言われると、嬉しかったのか、アスカは照れたように笑う。
「みんなも段々良くなっているから、これからもその調子でね!」
「「「「「はい!」」」」」
訓練後の恒例、訓練日誌をつけたアスカ。
エリオが今日は代わりますと申し出たが、アスカはそれを断った。
「変に気ぃ使うな。大丈夫だよ」
エリオの頭を撫でつけてアスカは日誌をつけた。
「本当に大丈夫?シグナム副隊長だけでも大変なのに、あのシスターシャッハまで向こうに回しての連続模擬戦でしょ?」
ティアナも心配になったのか、体調を気遣う。
「まあ、なんとかな。何だかんだで、キツい一撃は防げたし。スタミナ的にはキてるけど、寝れば治るだろ」
実際、シグナム達との模擬戦で一撃必殺の威力のある攻撃は、避けるか防ぐかはしている。
その前段階の攻撃は結構喰らっていたが、何とかなっている。
「それに、最後に高町隊長に褒められたから、一気に元気になったよ」
パタン、と日誌を閉じるアスカ。終了である。
「まったく、男ってバカばっかね」
心配したのがムダだったとばかりに、ティアナが大げさに肩を竦める。
「そんなもんだよ、男って」
笑ってアスカが答えた。
「失礼しますって、あれ?」
アスカが隊長室に行くと、なのはの姿はなく、代わりにヴィータがイスに座っていた。
「ヴィータ副隊長だけですか?」
「おう。な
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