第5話・俺、居心地の悪い高校に入学する・後編
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いとかそういうの、嫌なんだよ。だからもう、俺に話かけんじゃねぇよ。」
そう言って、最後にことりを睨んだ。そして、今履いてる運動靴を180°回転させ、俺は自宅に全速力走って行った。途中、ことりが俺を呼び止めた気がしたが、別に気にしなかった。
「.......本当に何なんだよ...あいつは。お節介にも程があるだろうが...」
俺は全速力で走りながらそう呟いた。
もうあの3人と縁は切った筈だ。もう会わない筈だった。なのに、入りたくもねぇ所に入れられて、不本意な再会をしてしまった。しかも、怖がる事も無く、昔の様な感じで接してきた。
何で物怖じしないんだ...?
......
何で俺という罪を犯した奴と関わろうとするんだ...?
俺は生まれてからここまで約15年間......何人もの奴の...
..........
命を奪ったも同然の事をしたんだぞ...!?
そんな事を心の中で考えながら龍哉は、住宅街を疾走して行った。
TO BE CONTINUED...
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