暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!〜満身創夷の龍と9人の女神〜
第5話・俺、居心地の悪い高校に入学する・後編
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オイ。」
俺は、小声で小さく呟いた。あの2人はともかく、問題は残りの一人だ。理事長の名字から少し察してはいたが、本気で考えてはいなかった...数年前までの「元・友」であり、そして..
.............
あの絶望の瞬間を目撃した奴が来るなんて、考えもしてなかった。
そして運の無い事にその女子の席は、間隔こそあるが、俺の隣の席だった。その女子の名は...
   ...
「...龍くん。久しぶり♪1年間会えなかったから、ことり、本当に心配してたんだよ♪」
 南 ことり。同じ小学校、同じ中学校で育った奴だ。確か裁縫が上手かった奴だった筈。
そして、ことりだけじゃない。他の2人も、孤立→不登校→退学ルートを図ってる俺にとって充分の驚異と成りうる奴だ。まず一人目は...

「龍哉さん。久しぶりです。雰囲気変わりましたね。」
俺の席の斜め前の席にいる、この青髪の女子、園田海末。こいつも、同小同中と、共に育った奴だ。俺の勘が確かなら、弓道とか凄かった奴だよな。興味は無いが。
そして最後が...
「龍哉くーん!!久しぶりーーーー!!!」
高坂穂乃果。俺の前の席だ。和菓子屋の娘で、とにかく元気で面倒な奴。そして何よりこいつはバカである。結構扱いにくいんだよなぁ...
とりあえず引き剥がすとするか。
「...うるせぇんだよ。というか誰だよお前ら。俺はお前らみたいな奴しらnガラッ「よし授業始めますよー」
空気読めよビッチ。ビッチではないと思うが。そしてことり達は、心配そうに俺を見ていた。はぁ.....

ーーー約1時間後ーーー

キーンコーンカーンコーン...と終礼のベルが鳴った。そして女子が女同士で話す中俺は、こっそりと教室から出る。スピードワゴンはクールに去るぜ...そして自宅へと直行する!何故かって?ペ●シストロングが俺を呼んでんだよ!
と思いながら靴の紐を絞めたその時だった。
「龍くん!」
急に後ろから大声が聞こえた。後ろを向くと、そこにはことりが居た。
「...あぁ?何の様だよ、南。」
凄い嫌そうな顔で俺は言った。そしたらことりは、
「ねぇ、何でさっきあんな事言ったの...?本当は私達の事、覚えてるよね?何で?」
と、真剣な顔で言った。ウザいな。暫くの沈黙が流れた。近くには二人以外誰も居なかった。
「.....ねぇ!答えてよ!」
急に、ことりが大声で俺に向かって叫んだ。彼女の眼には、涙が浮かんでいた...。
まぁ、関わりたくは無いし、追い討ちを掛けるか。
「...チッ...そういうの辞めろよ。その手の事に反応すんのダルいしその上面倒臭いし、別に俺に変な気遣わなくていい。余計なお世話だ。それに、俺はお前とか他の奴みたいに好きで入ったんじゃねぇし何よりさっきも言ったが...

...もう、馴れ合
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