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ラブライブ!〜満身創夷の龍と9人の女神〜
第5話・俺、居心地の悪い高校に入学する・後編
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めた...あっ...
「先生。どこが大きくなったと言ったのですか?具体的に教えてくれませんか?」ゴゴゴゴゴ
別に胸の事を言った訳じゃないんですが。何コレ。
「いや、身長が大きくなったなと思ってな..もし誤解させたなら悪かった...」
その時唐突に、ことりが
「あ、身長と言えば、先程、龍哉くん居ましたよね...?」
と、静かな顔で言葉を放った。数秒の沈黙が4人の中で流れた。ヤバい。この空気を何とかしなければ。
「...あ、ああ。居たよな。多少怖くはなっていたけどな。何があったんだろうなー。」
本当は心配なんだが、とりあえず現在の空気を紛らわす為に明るい口調で言う。だが、ことり達の顔はまだ、心配そうというか、辛そうというか、とにかく真剣な風な顔をしていた。ヤバい。ミスった。
「...とりあえず今から教室行った方が良いんじゃない?話は終礼後にしよう。それに、恐らく龍哉は既に教室に居るだろうしな。」
一か八か、そう言ってみた。そしたら3人は
「あ!教室行くの忘れてた!ありがとうございます先生!」
「それではまた放課後。」
「ありがとうございました♪」
と、大声で言いながら廊下を走って行った。  ...あ、廊下は走らない方が良いと言うの忘れてたな。

___龍哉side

俺は現在、教室に居る。暇だ。さてここで問題だ。この教室の、俺の席は何処でしょうか?
正解は....

...教室の端、しかも窓側の席だァァァァァァァァァ!!やったぜェェェ!!授業中外見てボーッとできるぜぇぇぇぇぇ!!俺は最強だァァァァァ!!イエェェェエェェェ......心の中でこんな事言ってる俺が恥ずかしくなった。辞めるか。そんで話変えるが、さっきのあの言葉は、結構俺的にはいい影響を出せたみたいだ。何故かって?まぁ見てろ。
「...眠い。」
ビクッ「ヒッ...!!」
さっきから俺が何か言う度コレだよ。だらしねぇな。ビビりすぎだろ。
「...ねぇ、やっぱりあの人怖い。」
...お?女子が話してんな。こっち見てるから多分俺の事か。
「だよね。というか自己紹介から察すると仲良くするのは無理そうだね...」
「というか本当に新高校生なの?高校生とは思えない程大きい...」
「それにあの制服ボロボロじゃん...髪型といい、腕とか顔にある沢山の傷といい、あの剣谷君って人、元不良か何かなんじゃない?」
よし。結構悪くない評価だ。良いぞコレ。これは思ったより早く孤立できるんじゃね?やったぜ。
と、思ったその時、『バン!』と勢いよくドアが開く音がした。煩い。そしてドアの方を見ると、
「おはようございまーす!」
「初めまして。おはようございます。」
「おはようございます♪」
と言って3人の女子が入ってきた。


「.....嘘だろ、
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