暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜プロポーズ、そして結ばれる二人〜
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オで録画しているルファディエルは微笑み、メヒーシャは表情を引き攣らせていた。

「―――愛しているよ、エリィ。それぞれが落ち着いた時………俺と結婚して欲しい。俺と結婚してくれるのならどうかこの指輪を受け取って欲しい。」

「―――はい、喜んで……!」

ロイドの言葉にエリィは嬉しそうな表情で答えた後指輪を手にとって左手の薬指に付け

「私も愛しているわ、ロイド……!ん………!ちゅ………ちゅる………!」

(エリィ………)

そしてロイドと舌も絡めるほどの深い口付けをした。

「はは、よかったよ………受けてくれるか本当にヒヤヒヤしていたんだから……」

エリィが離れた後ロイドは苦笑し

「フフ、私が断る訳ないじゃない。……それにしても私の指とピッタリだけど……どうやって知ったのかしら?」

エリィは微笑んだ後不思議そうな表情で尋ねた。



「あ、ああ。元々その指輪はセティ達が支援課に戻ってきてから、彼女達に頼んで創ってもらったんだ。いつか君に渡そうと思っていたから………」

「そう………フフ、セティちゃん達なら私の指のサイズとかも知っているものね………それにしてもどうしてセティちゃん達に頼んだのかしら?サイズだけ聞いて他の店で買うという方法もあったのに。」

ロイドの答えを聞いたエリィは微笑みながら尋ね

「ハハ………やっぱり婚約指輪なんだから、できるだけ最高の指輪にしようと思ってね。おかげで今まで貯金していたお金――――給料で換算すると約3ヵ月分を支払う事になったよ。……いつもなら俺達(身内)に対して安い値段で創ってくれる彼女達なのに、なぜかその指輪に限ってはわざわざ俺の給料3ヵ月分を指定してきたんだよな………」

「フフ、やっぱり”お約束”通りにしようとしたのね。………うん、ここに来るまでまだちょっとだけ迷っていたけど………今ので決めたわ。」

「へ………?」

静かな笑みを浮かべて言ったエリィの言葉を聞いたロイドは呆けてエリィを見つめ

「こんな素敵なプレゼントをくれたのだから私もお返ししないとね………――――IBCで言ったようにキスの先の続きを今からしましょう……………?」

見つめられたエリィは頬を赤らめて微笑み

(IBCで言った話の続き………?ま、まままままま、まさかっ!?)

(おおおおおおおおおおおおおおっ!ついに………ついに!ロイドが大人の男になる瞬間が来たぜ!!)

(フフ、しっかりビデオに収めとかないとね♪セシルにも頼まれていたし♪)

エリィの言葉を聞いたメヒーシャは眉を顰めた後顔を真っ赤にして慌て、ギレゼルは大興奮し、ルファディエルは微笑み

「キスの先の続き……?ま、ままままま、まさかっ!?」

ロイドは不思議そうな表情をして
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