外伝〜リーシャの意趣返し〜
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ドは固まった後呆けた声を出し、ギレゼルは興奮し、ルファディエルは疲れた表情で片手で頭を押さえた。
「えええええええええええええっ!?ほ、本気なのか!?」
一方我に返ったロイドは驚きの表情で声を上げて尋ね
「―――はい。それにロイドさん、以前『君は俺がもらう』って言いましたし、さっきは私を見守るって言いましたよね?」
尋ねられたリーシャは微笑みながら頷いた後尋ね
「あ、あれはそういう意味で言ったんじゃ……!それに俺にはエリィが……!」
尋ねられたロイドは必死に言い訳をしたが
「フフ、私も重婚でいいですよ。皆さんと仲良くしながらロイドさんと一緒に生活をするのも楽しそうですし。それにロイドさん、さっき”何でもする”って言いましたよね?ルファディエルさん(ロイドさんの身内)に脅迫されたせいで私の心が深く傷ついたのですから………この心を癒せるとしたら私の初恋の人であるロイドさんに慰めてもらうしかありません。なのでルファディエルさんの代わりに、責任を取って下さい♪」
「う”……………」
(くかかかかかっ!?まさかこんな意趣返しをして来るとはな!?)
(まさかこの私が自分の策で………しかも自分の策で嵌めた相手に反撃されるなんて……………よりにもよってこんな形で……………してやられたわ。)
微笑みながら言ったリーシャの言葉を聞いたロイドは表情を引き攣らせて唸り、ギレゼルは陽気に笑い、ルファディエルは信じられない表情で呟いた後溜息を吐き
「ううっ……………わかったよ……………エリィにはその内説明して………何とか許してもらうよ…………」
そしてロイドは大量の冷や汗をかきながら疲れた表情で答えた。
「フフ、その答えを聞けて何よりです♪ん………!」
ロイドの答えを聞いたリーシャは嬉しそうな表情をした後ロイドの唇に口付けをし
「!!!??」
リーシャに口付けされたロイドは混乱し
「ロイド……さん…………大好き……………!ん……ちゅ……ちゅる………!」
「!!!!?????(ななななななっ!?)」
さらにリーシャは口付けをしながら自分の舌をロイドの舌とからめ、リーシャに舌をからめられたロイドは大混乱し
(おおおおおおおおおおおおおおっ!?そこだ!そこで押し倒して一気にヤっちまえ!!)
(ま、まさかリーシャがこんなに積極的になるなんて………これはさすがに想定外よ……………)
ギレゼルは興奮しながらリーシャを見つめて焚き付け、ルファディエルは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。
「フフ………今回の件が全て解決したら、ベルガード門でのロイドさんの宣言通り、私の”全て”―――まず”処女”を奪ってもらいますから、その時を楽しみにしていてく
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