第133話
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ディの疑問にヨナは答え
「それじゃあ市内では、大統領側は通信が使えるけどわたしたちは使えない……?」
フランは真剣な表情で尋ねた。
「はい、通信ターミナルも押さえる必要がありそうです。オルキスタワー内にありますから簡単ではなさそうですが……」
「いずれにしても……全ては明日の朝ですね。」
「ええ……『クロスベル市解放作戦』と『クロスベル帝国宣言』………キーアちゃんを取り戻すためにも何としても成功させないと。」
そしてノエルの言葉にエリィは頷き
「ああ………今夜は休んで英気を養っておく必要がある。みんな、仮眠室もあるから疲れていたら休んでくれ。万全の態勢で………明日の朝に臨むとしよう。」
「おおっ!!」
ロイドの言葉に仲間達全員は頷いた。するとその時セリカとエクリア、レシェンテがブリッジ内に転移して来た!
「あ、ご主人様様達です〜!」
「お帰りなさいませ。」
「結構早かったですね?」
「みんな………そろった………」
セリカ達を見たサリアは嬉しそうな表情をし、シュリは会釈をし、マリーニャは首を傾げ、ナベリウスは静かな口調で呟いた。
「セリカさん………一体どこに行っていたのですか?俺達が”塔”から戻っていた時セリカさん達だけ何かの用事でどこかに向かったとお聞きしましたが……」
一方ロイドは不思議そうな表情で尋ねた。
「――――リウイ達と共に”結社”の”盟主”を滅しに行っていたところだ。」
「へ!?」
「なっ!?」
「ええっ!?」
「ハアッ!?」
「………本当かい、それは?」
セリカの答えを聞いたロイドやアッバス、エリィ、ランディは驚き、ワジは真剣な表情で尋ねた。
「うむ!塵も残さず滅したぞ!」
「―――少々手こずりましたが滅する事に成功しました。」
ワジの疑問にレシェンテとエクリアが答え
「謎に満ちた”結社”の”盟主”がこんなにあっさりと殺されるなんて……」
「まあ、セリカさん達だからこそ可能な事ですが。」
二人の答えを聞いたエオリアは驚き、ティオは静かな表情で言った。
「……………アリアンロードがメンフィルに降り、”盟主”の居場所を知っていたのなら、よもや残りの”蛇の使徒”の居場所もわかっているのではないか?」
「確かにそうだね。メンフィルはそこの所はどう考えているんだい?」
一方アッバスは気を取り直して尋ね、アッバスの疑問に頷いたワジは真剣な表情で尋ねた。
「―――既に残りの”使徒”全員を討伐する為にリウイ達も動いている。二大国との戦争に紛れて滅すると言っていた。明日ギュランドロス達が総攻撃を仕掛けるとき、ノバルティスとやらも滅するそうだ。」
「…………………
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