第6話 ケンシロウ起つ、幻想郷を救うのは俺の拳だ!!
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が茶店の一角で目の当たりにされていた。
「冗談じゃないわ。そんなの異変でもなんでもないわよ。ただのあんたの職務怠慢のせいでしょ? そんなのを一々異変と結びつけないでよ」
「其処を何とかぁぁぁ。一緒に異変解決しましょうよぉぉぉ」
「やだ、めんどい」
「即答! 博麗の巫女が異変解決をボイコットとかそんなのあって良いんですか!?」
「だぁかぁらぁ、こんなの異変でもなんでもないってさっきから言ってるでしょ? 何度も言わせないでよ」
両者とも中々引き下がらない。方や異変だと言い張る美鈴。そうかと思えばこれは異変ではないと言う霊夢。そんな二人の会話を黙って見守るケンシロウ。
全く話が進まない現状であった。
「それじゃ霊夢さん! 其処まで言うんだったら皆で見に行きませんか!?」
「どう言う意味よ?」
「これから私たち3人で紅魔館に行くんです! そうすれば異変かどうかすぐに分かるじゃないですか?」
「成程ね。確かに此処で言い争ってても仕方ないし暇つぶしにもなるでしょうけど・・・もし異変じゃなかったら?」
「その時は霊夢さんの頼みを何でも聞きます」
「その話乗った!」
誘惑に弱い巫女であった。
「話はついたのか?」
「えぇ、これから私たち3人で紅魔館に行くわ」
「紅魔館? 何だそれは」
「行けば分かるわよ」
そうそうに話を切り上げ、茶店を後にする霊夢、美鈴、ケンシロウの三人。
3人が目指すはかつての美鈴の就職場所でもあった紅魔館。
果たして、本当にこれは異変なのだろうか。それともただの美鈴の勘違いなのだろうか。
幻想郷に戦乱の嵐が吹き荒れようとしていた。
第6話 終
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