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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
何あれ?
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決意した少年は一言も発することなく、ただ静かに画面を見つめている。

「レオンわかる?」
「こんなのわかるなんてどんな頭してるのかな?」

心配そうにレオンに声をかけるシェリアとすでに予選を通過しているチームをなんとかして判明させようとしているソフィアがそう言う。だが、レオンはそれには何も答えず、ただひたすらに絵から何かを読み取ろうとしている。

「これって・・・」

閃いた!!そんな表情を見せたレオンはボードに付けられているペンを右手に取ると、せっせと筆を走らせていく。

「え!?レオン!?」
「まさかわかったの!?」
「こんな絵で!?」
「すげぇなオイ!!」

黙々とペンを走らせる少年に感嘆の声をかける俺たち。彼は相当集中しているようで、その声に答えることもせず、ただ静かにボードに解答を記入している。

「よしできた!!」

そして、書き終えた少年はそのままペンを置くと・・・

ピンポーン

『おおっと!!続いて新たなチームが解答ボタンを押したぁ!!』

あろうことか、解答者ボタンを押してしまった。

「「「「オイィィィィ!!」」」」

これにはさすがに全員大激怒!!そりゃそうだ、だって誰にも相談することなく一人で記入して、勝手に解答ボタンを押してしまったのだから。

「レオンそれはないよぉ!!」
「せめて俺たちに相談しようよ!!」
「間違ってたらそこで終わりなんだよ!?」
「みんなで協力しようよ!!」

誰にも何と解答したのかわからないまま、それが運営側へと渡されてしまう。一番出たいと言っていたのは彼だけど、やるからには俺たちも勝ちたいわけだから・・・

「大丈夫だよ、絶対当たってるから」
「その自信はどこから来るの?」

四人から批難の声を浴びせられているレオンだったが、彼はよほど自信があるらしく、予選通過を確信している表情をしている。一位で解答したチームもそうだけど、なぜここまでひどい絵を見て正解を導き出すことができるのか、不思議で仕方ない。

『正解!!二位通過チーム決定です!!』
「「「「ウソ!?」」」」

そんな話をしていると、運営側が俺たちの予選通過を高らかに宣言する。これには俺たちもビックリ。だってなんて答えたのかもわからないまま予選を抜けちゃうなんて思ってもみなかったんだもん。

「なんて書いたの!?」
「見せてよレオン!!」

こうなると正解が何なの確認しなければならなくなる。俺たちは解答した少年に手を差し出すと、彼は答えが書いてあるボードを手渡してくる。

「え?」
「これって・・・」

そのボードに視線を落とした俺たちは、書いてある単語に驚いた直後、首を傾げた。

【ルール】

なぜなら、先の絵からなんでこんな
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