外伝〜空の祝福、墜ちた空の最期〜
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人の様子を見たエイドスは溜息を吐いた後苦笑した。
「う〜ん、リースさんの法剣は名付けるとしたら『空の神剣シルヴァーン』かな??」
「ハハ、確かにその名前にした方がいいね。」
「なんてたって空の女神の祝福を受けているものね♪」
その様子を見ていたエステルは首を傾げ、ヨシュアは苦笑し、ミントは嬉しそうな表情で呟き
「と、というか空の女神直々が使っていた武器に空の女神自身が祝福を与えた武器って………」
「ア、”古代遺物”どころか”神器”クラスなんじゃないのか……!?」
星杯騎士達はそれぞれ大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。
(フフ………この”時代のセリカ”が私を見たら一体どんな反応をするのかしら?)
一方サティアは微笑みながらセリカの姿を思い浮かべていた。
〜2時間後・某所〜
「アリアンロード………ど………う………して……………」
2時間後、某所で重傷を負って、今にも絶命しそうな状態のエイドスの容姿と似ていながら銀髪、そして紅い瞳の女性は信じられない表情でリアンヌやその背後にいるリウイやセリカ達を見つめ
「――――”我が主”が行く”覇道”には誰にも邪魔をさせません。ただそれだけの事。」
リアンヌは静かな口調で答え
「墜ちた”空の女神”よ。”世界の悪意”に2度と侵されぬよう”核”ごと滅してやろう。セリカ!」
「ああ!」
「エクリア姉様!」
「ええ!」
「「神魔の剣嶺!!」」
「「フェミリンスの裁き!!」」
リウイ達はそれぞれに秘められる”力”を解放して同時に協力技を放ち
「我の力、思い知れっ!偽りの女神よ!!枢孔!飛燕剣!!」
「塵も残さず消え去れ!エーテルストライク!!」
「アーライナよ、今こそ御身の力を!ルナ=アーライナ!!」
「「償いの道よ、今こそ顕れよっ!エクスピアシオン!!」」
「妖精と魔の力、思い知りなさい!妖魔の目覚め!!」
「精霊達よ!世界に仇名す災いを退ける為、今こそ力を!スプリームエレメンツ!!」
リウイ達に続くようにハイシェラ、レシェンテ、ペテレーネ、リアンヌ、セオビット、シルフィエッタがそれぞれ強力な剣技や魔術を放ち
「ああ……人々の………”私”の願いが……………」
リウイ達が放った強力な技や魔術を全て受けた女性は悲痛そうな表情で塵も残さず消え去った!
「……………これで”結社”の”盟主”とやらは消せたか………」
「ああ………後は二大国に戦争を仕掛け、世界中が混乱している隙を狙って残りの”使徒”達を滅するのみ。シルフィア……いや、リアンヌ。お前
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