外伝〜世界の光、ブライトの血族〜
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ね………)」
(そう言えばお父様も私が結婚しているって知った時、祝福してくれたお母様達と違って、凄いショックを受けていたようだけど………”父親”はみんな同じなのかしら?)
サティアは微笑み、エイドスは不思議そうな表情をした。
「えっと………今気付いたのだけど………な、なんかサティアさん、微妙に性格が変わっていない?」
「び、微妙にお茶目な性格にもなっている上、ママに対してすっごく甘えているよね?」
(確実に変わっているわよ………)
(ク、クー………)
その時ある事に気付いたエステルは戸惑い、ミントは苦笑しながら尋ね、エステルの中にいるパズモとクーは大量の冷や汗をかき
「そうかしら?私はそんなつもりは全然ないのだけど……」
「ま、まさにエステルちゃんと同じ天然やんか………」
不思議そうな表情で首を傾げて言ったサティアの言葉を聞いたケビンは表情を引き攣らせた。
「フフ………けどもしそんな風に変わっているのだとしたらきっとお母さんの影響かもしれないわね。私は”家族”の中でお母さんを一番慕っていたし。」
「なるほど………一体どんな教育をしたんだろうね?」
微笑みながら答えたサティアの言葉を聞いたヨシュアは頷いた後呆れた表情でエステルに視線を向け
「ちょっと!そこで何であたしを見るのよ!?それとサティアさん!何度も言っているけど『お母さん』って呼ぶのも止めてって言ってるでしょう!?」
視線を向けられたエステルは声を上げた後サティアを睨み
「フフ、いきなりこの癖を治すのは難しいから許してもらえないかしら?それに私がお母さんの娘として産まれてくることは最初からわかっていたし、何より私はお母さんの血の繋がった娘だし、できるだけ呼ばないように努力するから大目に見てもらえないかしら?」
睨まれたサティアは微笑み
「う”……」
サティアに微笑まれたエステルは表情を引き攣らせて唸った。
(どう考えても原因はお前だろうが………)
(何せ”神”の性格を変えた前科があるしねえ………)
(さ、さすがはエステルさんというか………)
(恐れていた事が実現してしまったわ…………………もう………一体どんな教育をしたのよ………)
(…………………)
(ク、クー………)
(下手をしたらこの娘の子孫はみんなこの娘みたいになるのじゃないかしら?)
エステルの中にいるサエラブは呆れ、ニルとテトリは苦笑し、パズモは疲れた表情になった後呆れた表情で溜息を吐き、カファルーは黙り込み、クーは大量の冷や汗をかき、エステルの棒の中にいるフェミリンスは表情を引き攣らせていた。
「ハハ、ティオちゃんやロイド君達、後はワジ達やセリカさんが驚く姿が目に浮かぶな…
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