第128話
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を見つめ
「あ……!」
「セリカさんならあのアリアンロードという人にも勝てましたしね……!」
ワジの言葉を聞いたエリィは声を上げ、ティオは明るい表情でセリカを見つめ
「アリアンロード………ああ、あのシルフィアと互角に戦った騎士か……フフ、俄然興味がわいてきたわ♪」
カーリアンは好戦的な笑みを浮かべて言った。
「………続けるぞ。数日前の”宣言”で”大鐘”を破壊される事を恐れた国防軍が”僧院”と”塔”にそれぞれ兵達を展開している。特に”僧院”の方にはあの”風の剣聖”もいる。」
「アリオスさんが!?」
「”結社”に加えて”風の剣聖”は厄介だな………!」
ヨルグの話を聞いたエオリアは驚き、リィンは厳しい表情をした。
「――そうなると。”塔”と”僧院”の同時攻略を始めた方がよさそうですね。」
その時エクリアは静かな表情で呟き
「片方が落とされた場合、もう片方に戦力を集中するかもしれませんしね………」
「ああ………下手したらあの”神機”も来るかもしれねえしな………」
エリゼは真剣な表情で推測し、エリゼの推測にランディは目を細めて頷いて言った。
「――――”月の僧院”の攻略は俺達が行く。アリオスや国防軍を俺達が相手している間にハイシェラに補佐を一人か二人ほど付けてカンパネルラとやらの撃破及び”大鐘”の破壊に向かわせる。」
「その代わり”星見の塔”には私が行くわ♪アリアンロードって奴と戦いたいし♪」
その時セリカとカーリアンが申し出
「……セリカさん。ハイシェラさんの補佐は私がしてもいいですか?カンパネルラには湿地帯の時の借りも返したいので。」
「………わかった。だが、あまり無理はするな。」
そしてエオリアの申し出にセリカは頷いた後忠告し
「はい。」
(クク、我の偉大さをとくと知らしめるいい機会だの。)
セリカの忠告にエオリアは頷き、ハイシェラは口元に笑みを浮かべて呟き
「―――リタ。お前もハイシェラ達と共にカンパネルラの撃破に行ってもらってもいいか?」
「お任せを。」
セリカの指示にリタは会釈をした。
「それじゃあ私達は星見の塔を守る国防軍の兵士達と戦います。」
「あたしも!」
「私達が戦っている間に皆さんがカーリアン様と共に塔に侵入、”大鐘”の共鳴を止めて下さい。」
その時セティ、シャマーラ、エリナがそれぞれ申し出
「なら俺もセティ達を手伝うよ。セティ達の負担の方が大きいだろうしな。」
「勿論私も戦います。後方からの援護も必須でしょうし。」
「じゃ、じゃああたしもそちらで戦わさせてもらいます!かつて国防軍の兵士としてあたしもそちらで戦うべきです!」
「……それじ
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