外伝〜白隼(リベール)の決断〜
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。」
二人の答えを聞いたクローディア姫は声を上げ、ユリア准佐は信じられない表情で声を上げ、カシウス准将は厳しい表情で尋ねた。
「―――そもそも我が国は貴国と違って七耀教会と”盟約”を結んでいるわけでもないし、七耀教会に気を使う義理はない。むしろこちらが統治している領に宗教活動を無条件で”認めてやっている”上”寄付してやっている”だけでも感謝されるべきだ。」
「それはクロスベルも同じ事。それに各地に散らばっている教会支部は七耀教会の”善意”で支部を建てているだけなのでしょう?第一、混沌の女神や癒しの女神と違って”今は存在していない神”を崇める宗教団体如きに国際社会に口を挟む権利等存在しませんわ。」
「なっ!?」
「貴女方もかの”教団”のように”空の女神”の存在を疑っておられるのか……!」
シルヴァン皇帝とルイーネの話を聞いたアリシア女王は驚きの表情で声を上げ、カシウス准将は厳しい表情で二人を見つめ
「……かの”教団”と一緒にしないで頂こう。こちらは”D∴G教団”と違って確かな証拠があって答えているだけなのだから。」
「………”空の女神”が”現在は存在していない”事はクローディア姫やユリア准佐はご存知かと思われるますが?」
シルヴァン皇帝は眉をしかめて答え、レーヴェは不敵な笑みを浮かべてクローディア姫とユリア准佐を見つめて尋ね
「「………………………」」
見つめられた二人は複雑そうな表情で黙り込んだ。
「クローディア………?ユリアさん………?まさか二人共何か知っているのですか?」
「………………………」
二人の様子を見たアリシア女王は驚きの表情で尋ね、カシウス准将は信じられない表情で二人を見つめていた。
「そ、それは………」
「………申し訳ありません……”空の女神”を信仰する信者の一人として、話す事は正直、恐れ多いです………」
アリシア女王に尋ねられたクローディア姫は表情を青褪めさせて口ごもり、ユリア准佐は辛そうな表情で唇を噛みしめて答えた。
「…………………仮に七耀教会の意志を無視する事を置いておくとしまして………『不戦条約』の事をよもや忘れておられるのですか?」
二人の様子を見たアリシア女王は重々しい様子を纏って呟いた後真剣な表情で2人に尋ねた。
「あくまで”できるだけ”という言い方だったはずの上、強制力はないはずだ。しかもカルバードもついに内戦状態に入り………エレボニアには到っては”貴族派”と”帝国解放戦線”の連合と”革命派”の内戦が続いていると聞く………”一応”民の為にテロリストも”国”ごと全て滅ぼし……”我々の秩序”の元でなら、”民”は平和な暮らしができる。無論、支配した
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