第一部
第一章
第九話『「おかえり」と「ただいま」』
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み出し、その場にしゃがみ込んだ。
翠 「陽子!」
それを見た翠は陽子の許へ駆け寄った。
すると突然、暗闇の中に天から一条の光が射し込んで来た。すぐに光は直径1m程の円柱状になり、その光柱の中を一人の魔法少女らしき者が降りて来るのが見えた。
ほむら「そっ、そんな…まさか…」
それを見たほむらの目からポロポロと涙が溢れ落ちた。ほむらは産まれ立ての小鹿のようにたどたどしくその光柱に近寄って行くと、降臨して来た少女にすがるように尋ねた。
ほむら「まどか、あなたなの?」
その少女は僅かに頷いて答える。
まどか「うん…」
ほむらは涙を溢れさせながらもなんとか笑顔を作って声を絞り出した。
ほむら「おかえり、まどか。」
降臨して来た少女は、ちょっと照れ臭そうに首をかしげ、はにかんで答えた。
まどか「えへへ。うん、ただいま。」
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