第34話
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ン達と同じ”剣士一家”として私もレン達を見習って早く父上に追いつけるようにもっと精進せねばならぬな……」
フィーの答えを聞いたリィンとエリオットは驚き、ガイウスは静かな表情で呟き、ラウラは苦笑していた。
「えっと……レンさんはその二つの大事件を解決したメンバーの一人との事ですが、具体的にはレンさんはどのような功績を残されたのですか?」
「そうだね……クーデター事件では反逆者達に拘束されているアリシア女王陛下を救出に向かう精鋭メンバーの一人に選ばれ、アリシア女王陛下を拘束していた反逆者の幹部を撃退して女王陛下を救出後反逆者のトップが逃げ込んだ遺跡を探索する精鋭メンバーの一人になったし、”リベールの異変”時はカシウスさんの采配によって”導力停止現象”で王国全土が混乱していた時王都に襲撃し、アリシア女王陛下やクローディア姫を誘拐しようとした”結社”の”執行者”達を迎撃する少数精鋭部隊の一人に選ばれた上、更には”結社”による王都襲撃が起こった際にはレン君を含めた少数精鋭部隊はたった4人で王都の守備隊や王城の親衛隊を蹴散らした”執行者”達相手にそれぞれ一騎打ちで勝利して撃退。そして”異変”を解決する為に私やクローディア姫達と共に”アルセイユ”で浮遊都市に乗り込み、浮遊都市の探索メンバーの一人として浮遊都市を探索、並びに浮遊都市の中枢で待ち構えていた”執行者”を撃退、更には”七の至宝(セプト=テリオン)”の力を取り込んだ”結社”の幹部である”蛇の使徒”を相手に決戦を挑み、激闘の末勝利した”リベールの異変”での最終決戦メンバーの一人だ。」
「後”影の国”の決戦時はレンとわたしは”影の国”の事件を起こした親玉を倒すメンバーとして、”影の国”の親玉である”世界の意志”とも戦って勝利したから、”影の国”の時もレンは最終決戦メンバーの一人だね。」
「…………………」
エリゼの質問に答えたオリヴァルト皇子とオリヴァルト皇子の説明を補足したフィーの説明を聞いたリィン達は絶句し
「せ、”世界の意志”って、戦って勝てる相手なの……?」
「ひ、非常識な………」
「………フィーもそうだが、レンも私達では想像もできないような多くの激戦を経験していたのだな……」
「”空の女神”が人々に授けたという伝説の”七の至宝(セプト=テリオン)”の力はどのようなもので、そしてそんな力を取り込んだ相手にレンはどのように勝利したのだろうな……?」
「…………………」
「……あのガキはまさに”英雄”と称されてもおかしくない功績を残していたようだな。正直信じたくはないが。」
「それに功績、実力共にサラ教官よりも確実に上だな……」
我に返ったエリオットは表情を引き攣らせ、マキアスは疲れた表情で溜息を吐き、ラウラは重々しい様子
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ