第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
MirrorXIV:四天龍の集結/彼が恐れたもの
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す
そうだ!なんで、なんで翔一は正しいことをしたのにッ!!
なんでこんなにも否定され拒絶されなければならないんだ!!!なんで!!
「そうか…翔一は、恐れていたのか……!」
「翔一、孤独だった、そして泣いていた、心の奥で…」
オーフィスとティアが何かが解ったかのようにつぶやく
一体何がわかったんだ?
『汝の仲間たちよ、我が説明しよう…これが翔一の恐れていること――拒絶、そして孤独だ』
拒絶・孤独…翔一はそれを恐れていたのか……だがなんで……
「だがなんで翔一は暴走したんだ?翔一に宿る龍?」
『堕天使の総督よ…お前がわからないのは当たり前だ…なぜなら汝が暴走したのは
汝の仲間たちに自分の過去そして過ちを見られ、そして真実を知ったからだ』
「もしかして、シャルバが見せたあの光景が、原因なのか!」
『その通りだ赤龍帝を宿す少年よ…汝は自分の過ちを見られそしてまた
さきの通り拒絶された孤独になることを恐れた…そして負の感情が頂点に達し
我の力を暴走させたのだ』
そうか……翔一は恐れていたんだな…あいつ自身が俺たちに拒絶されることを
俺はあいつをわかった気がしていたが…全然わかっていなかったんだな
だけどよ俺は…いやみんなはそんなもの見たって変わらない!
『さて汝の過去を見た者たちよ。先の光景を見て汝たちは今何をしたい?
そして汝をどうしたい?救うのか?それとも見限るのか?』
俺は――――――
「俺は翔一に何があっても、たとえどんな過ちを犯しても!
俺はあいつの親友だ俺は、あいつを救いたい!」
俺は改めて覚悟を伝える
そしてほかのみんなも覚悟を決めたように伝える
「私もだ!どんなことがあっても私はあの人覇、私を救ってくれた英雄だ
だから今度は私が、翔一を救う番だ!」
「そうよ、翔一は私の大切な眷属よ。こんなこと知ったぐらいで
私は彼を拒否なんてしないわ!」
翼や部長他のみんなも翔一を受け入れている。翔一…
お前は拒絶されていることを恐れているが、俺たちはそんなことはしねえ
だから必ずお前を救ってやるぜ
『汝はよき仲間たちに巡り会えたな…ならその覚悟受け取ろう!
汝の仲間たちよ、なら我から伝える事は一つだけだ…
―――――汝を頼んだぞ――――』
そしてさっきまでしゃべったカードはまるで力を失うように地面に落ちた
俺たちは覚悟を胸に暴れている翔一を助けるため動き出した
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