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て対処するルシルさん。スバルに追いついて攻撃を行ってる最中でもそれをやってのけた。格の違いを見せつけられた。それでもあたしは屋内を移動してルシルさんの猛攻を回避し続けては、射撃ポイントに着いてスバルへの援護射撃を始める。

「スバル!」

ルシルさんが動きを止め、スバルが大きく距離を開けた。おそらくこれがベストなタイミング。

『うんっ!』

ルシルさんに向かって振り注ぐあたしの弾幕の中を疾走するスバルに、今度はこちらから仕掛けるように指示を出す。ルシルさんもその場から動かずにあたしの攻撃を防ぐ体勢に入ってる。誘いだとしてもここしかチャンスはない。スバルは右腕を振りかぶった体勢で、あたしの弾幕を対処し続けるルシルさんの背後へと突っ込んで行く。

――パンツァーシルト――

「はい・・・!?」

スバルの行く手にシールドが遠隔発生されて、ウイングロードの先端がガツンとシールドと激突。その勢いのままスバルは前に向かって宙に放り出された。

「ああもう! ここでそんな手を使うんですか!」

速度もあったことでスバルが体勢を立て直せずに突っ込んでく先にはルシルさんが居て・・・

――風音よ広きに渡れ(シルフィード)――

大きく“エヴェストルム”を横薙ぎに振るうと、50mと離れたあたしの居るところにまで届く暴風が発生した。思わず「ひゃあ!?」その場に座り込んで、吹き飛ばされないように必死に耐える。

「ど、どいてぇぇぇーーーーッ!」

「へ? ちょっ・・・!?」

顔を上げると目の前にはスバルのお尻があった。その直後に「へぶっ!?」スバルのヒップアタックが顔面に直撃して、「いったぁぁぁーーー!」あたしと、「ごめーーーん!」スバルはゴロゴロと屋上を転がって、「ヒッ・・・!」落っこちた。

「スバルぅぅ〜〜〜!!」

「うんっ! ウイングロード!」

スバルが発動したウイングロードに着地することで地面に叩き付けられる最悪の事態は免れた。ホッとしてると「来た!」ビルを回り込んだり内部を通り抜けて来た魔力弾10発が飛来して来た。

「スバル!」「ティア!」

回り込んできた5発はスバルがシールドを張って防御。通り抜けて来た5発には「シュートバレット!」の連射で迎撃してやった。ルシルさんのクロスファイアを対処し終えると「ティア、どうしようか・・・?」スバルが次の戦術について訊いてきた。

「シフトCで行くわよ。ルシルさんも、このシフトCは知らないから上手く行けば・・・」

「ひと泡吹かせられそうだね。よし、やろう!」

クロスシフトCは、言うなればあたしとスバルの同時攻撃を行うコンビネーション。あたしは「先行お願い!」スバルに指示を出し、ルシルさんへ突撃させる。あたしも配置に着くために移
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