暁 〜小説投稿サイト〜
IS―インフィニット・ストラトス 最強に魅せられた少女
第6話 私、チャンバラやります。
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ンクCの篠ノ之さん?」
あらら、セシリアが出てきた。ちょっとは言い方あるでしょうに。因みに私はランクA+だ。セシリアもそうだったっけ?………ん?“わたくし達”?
「……ってセシリア、あなたもやるの?」
「ええ、面白そうですし。」
「くっ、ランクなど関係ない!」
「ああ、その通りだ。」
おお、織斑先生参戦。
「お前達のランクなどゴミだ。これからの三年間でいくらでも変わる。」
うんうん、やっぱりISは才能よりも努力………この場合は稼働時間よね。ISの自己進化という物は中々馬鹿に出来ない……と、いうより自己進化こそISの一番の特性だと言ってもいい。そして、進化するのに一番手っ取り早いのは稼働時間を長く、濃くすることだ。上手くいけば、三年間で
二次移行
(
セカンドシフト
)
まで持っていけるかも知れない。
放課後
「本当に良いんだな?神宮寺!」
「だって……こうでもしないと篠ノ之さん、納得しないでしょう?」
場所は剣道場。私と篠ノ之さんが、それぞれ竹刀を持って、向かい合っている。織斑のコーチを納得させるため、篠ノ之さんと剣で勝負することになった。
「では………ゆくぞ!」
上段に構えた篠ノ之さんが、早速打ち掛かってくる。一見大振りに見えて実は隙のない、いい一撃だ。けど……
「ちょっと……素直過ぎない?っと」
振り下ろされる竹刀の、ギリギリ先端を見切ってかわし、カウンターの突きを繰り出す。僅かばかりの動揺が見られたが、想定内だったのか簡単に避けられる。
「ム、少しはやるな?」
「さて、次はこっちからっ!」
間合いを一歩詰め、隙の少ない連撃で手堅く攻める。恐らく篠ノ之さんは一撃必殺タイプ。こういう戦い方をすれば必ず………
「この……一気にけりをつける!!」
こんな感じに焦れる。距離をとり、再び大振りで仕掛けてくる。さっきのようにカウンターを叩き込んでもいいけど、それで仕留められないと、折角焦れた相手がまた冷静になる。だから……
「ハアァァァァ!!」
「セッ!」
今度は真正面から受け止め、受け流しつつ退がる。怯んだと思った篠ノ之さんは、ガンガン攻めて来るけど……気付いてる?動きが単調になってるよ?
「ま、私がそう誘導したんだけどね?」
小さく呟いた独り言は、幸いにも聞かれなかった様で、たちまち私は隅に追い込まれた。
「これで止めだ!!」
再び竹刀を振りかぶる篠ノ之さん。彼女の剣技は確かに凄いけど……短時間にこれだけ見れば、アホでも避けれる。
やっぱり素直過ぎるんだろうな。『試合』じゃなくて『実戦』を積めばもっと駆け引きとか出来るんだろうけど。
「よっ、と。」
篠ノ之さん渾身の一撃を、
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ