外伝〜特務支援課の決意〜(5章終了)
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オは頷き
「ハハ………」
「ま、気長にキー坊が成長するのを待とうぜ。でないとキー坊の成長を楽しめないだろう?」
ロイドは苦笑し、ランディは口元に笑みを浮かべて言った。
「えへへ………ちなみにキーアの付けている香水やお化粧はみんなエリィ達に教えてもらったんだよ♪」
「そう……………」
「……早くわたし達の時代のキーアを取り戻して、色々教えましょう。」
無邪気な笑顔を浮かべて言ったキーアの言葉を聞いたエリィは微笑み、ティオは静かな笑みを浮かべて言った。
「そうね………―――――それよりも。ロイド。キーアちゃんの事情を聞いた時からずっと思っていたけど………ど・う・し・て!未来のキーアちゃんは貴方のファミリーネームを名乗っているのかしら??まさかキーアちゃんにまで手を出すとは思わなかったわよ?」
ティオの言葉に頷いたエリィは威圧感を纏った笑顔を浮かべてロイドを見つめ
「だ、だから違うって言っているだろう!?」
見つめられたロイドは慌て
「そう言えばお嬢、ロイドの奴、リーシャちゃんを説得する為に『君は俺がもらう』って言ってやがったぞ!」
「ランディッ!!」
ランディはからかいの表情でエリィに視線を向けて言い、ランディの言葉を聞いたロイドは声を上げた。
「へー……随分と大胆な告白をしたのね?私にはそんな言葉、一言も言ってくれた事はなかったのに。(当面のライバルはルファディエルさんと思っていたけど………まさか伏兵が潜んでいたなんて。本当に油断も隙もないわ………)」
するとエリィはさらに膨大な威圧を纏ってジト目でロイドを見つめて近づき
「い、いやこれには訳が………!」
エリィに近づかれたロイドは後ずさり
(あ、エリィ。ちなみに未来のロイド、たくさんの奥さんがいるよ♪しかもみんな、エリィの知り合いだよ♪)
キーアは無邪気な笑顔を浮かべてエリィに小声でささやき
「(そう……”やっぱり”ね。)フフ………時間はたくさんあるのだから、じっくりと2人っきりで”話し合い”ましょうね?」
「ちょっ、エリィ………そんな引っ張らなくてもいいんじゃ………!」
そしてキーアの言葉に頷いたエリィは微笑みながらロイドと腕を組んだ後その場からロイドを無理矢理連れてその場から去り
「へっ、たっぷりと怒られやがれっ!!」
「自業自得ですね。」
(全くだな。むしろまだまだ足りん!)
「えへへ……………これが本当のシュラバだね♪」
ロイド達が去った方向を見つめて言ったランディの言葉にティオとラグタスはそれぞれ頷き、キーアは無邪気な笑顔を浮かべて言った。
その後エリィとさまざまな”話”をしてエリィに恐怖感を抱いたロイドは今後一切エリィ
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