第126話
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
セリカ達が戦いを終える少し前、ロイド達はほとんどの猟兵達に会う事なく、迎賓館に到着し、中へと入って行った。
〜ミシュラム・迎賓館〜
「誰もいない……?」
ロビーに入ったロイドは周囲を見回して不思議そうな表情をし
「いえ……何かの気配を感じます。」
「うむ。確実に近くにいるぞ。」
リーシャとツァイトは周囲を見回しながら言い
「ふむ、魔獣の類いじゃなさそうだけど。」
ワジは真剣な表情で言った。するとその時
「P―――侵入者を発見。」
機械らしき声が聞こえてきた!
「正面に反応!」
「チッ………この様子だと”結社”の方みたいだな……!」
ティオは真剣な表情で言い、ランディは舌打ちをした後厳しい表情をした。するとロイド達の目の前にロイド達の身体の倍はある人形兵器が空間から突如現れた!
「これは一体………」
「大きいね〜。」
人形兵器を見たセシルは驚き、キーアは呆けた表情をした。
「対象者9名――――特務支援課4名、国防軍シーカー少尉を確認。4名は不明――――ただし戦闘力はAランク以上と推測し、内2名は後方支援能力がSランクと推測する。」
「くっ……?」
「機械がそこまで……!」
人形兵器の音声を聞いたワジは驚き、リーシャは真剣な表情になり
「もしかしてキーア達、すっごく褒められているのかな〜?」
「キ、キーアちゃん。今はそんな呑気な事を言っている場合じゃないわよ?」
キーアは首を傾げ、キーアの言葉を聞いたセシルは苦笑した。するとその時人形兵器の周囲に小型の人形兵器が数体現れ
「”イザヨイ”を展開。レジェネンコフU型、”ムラマサ”――――これより殲滅行動に入る。」
人形兵器は淡々とした口調で言い
「来るぞ………!」
「迎撃を開始します!」
「”神狼”の力、見せてやろう!」
そしてロイド達は人形兵器達との戦闘を開始し、協力して小型の人形兵器を破壊し、大型の人形兵器も地面に膝をつかせた!
「ぐっ………とんでもないヤツだな。」
「強かったよ〜。」
戦闘を終え、地面に膝をついたロイドは唇を噛みしめ、キーアは疲れた表情で言い
「みんな無事で何よりね……」
セシルは安堵の溜息を吐き
「”結社”というのは恐るべき集団ですね……」
「”蛇”の者達はここまでの技術力を独力で手に入れたのか……」
リーシャは複雑そうな表情で言い、ロイド達と違って跪いていないツァイトは重々しい口調で呟き
「ああ、あの紅い武者人形がここまで強化されるとは……」
ランディは疲れた表情で言い
「……やはりあの博士が改造したんでしょうか……」
ティオ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ