第126話
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
抱き付かれたロイドは驚いた。
「よかった………本当によかった………無事でいてくれて……こうしてまた会えて………もう二度と………会えないかと思ったから………」
ロイドに抱き付いたエリィは涙を流して嬉しそうな表情でロイドを見つめ
「エリィ………」
「ロイド……!ん……!ちゅ……」
そしてロイドと深い口付をした!その様子を見たティオ達は脱力したり表情を引き攣らせ
(あー、なんつーか………)
ランディは苦笑し
(えっと、声をかけてもいいんでしょうか……?)
ノエルは顔を赤らめ
(こ、困りましたね……)
リーシャは疲れた表情で言い
(よくこんな状況であんな事ができるな………)
メヒーシャは顔を赤らめて呆れ
(しかし君の時といい、つくづく彼も役得だよね。)
(そういう運命の元に生まれているのかもしれんな……)
ワジとツァイトは口元に笑みを浮かべてティオに視線を向け
(………記憶にないです。)
ティオはジト目で答え
(えへへ……エリィママがやっぱりパパと一番ラブラブしているね♪)
(フフ、よかったわね、ロイド……)
キーアとセシルは微笑ましそうにロイドとエリィを見つめていた。
「あら……?」
その時周囲にいる人物に気付いたエリィはロイドとの口付けを止めて戸惑い
「はは……嬉しいんだけど、さすがにちょっと視線が痛いかなって……」
ロイドは苦笑しながら言った。
「ち、違うのよ!?その、これには理由があって………!」
そしてエリィは顔を真っ赤にして言い訳をし
「へー。」
言い訳を聞いたワジは棒読みでエリィを見つめ
「そうなんだー。」
ランディはニヤニヤしながらエリィを見つめ
「ああもう、違うの!ティオちゃん、ノエルさんも!誤解しないでね!?」
エリィは必死の表情で叫んだ後慌てた表情でノエルやティオに言った。
「え、あ、はい……」
「努力はしてみます。」
エリィの言葉を聞いたノエルは苦笑し、ティオは目を伏せて呟き
「ううっ、それじゃあリーシャさんは――――…………あら………ど、どうしてリーシャさんが一緒に?それにノエルさんやセシルさんもいるし、ワジ君はそんな格好をしてるし……しかもキーアちゃんのお姉さん?……みたいな方もいるし………………?????」
リーシャを見て何かを言いかけたエリィはリーシャ達を見回して戸惑った後首を傾げた。
「はは………」
「その……色々ありまして。」
エリィの反応を見たロイドとリーシャは苦笑し
「エリィ、キーアはキーアだよー。」
キーアは無邪気な笑顔を浮かべてエリィを見つめた。
「え――
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ