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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第123話
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エリィの仲間の方とはいえ、私を含めたセリカ様の”使徒”に手を出したら承知しませんよ?」

「オリヴァルト殿下並みに命知らずですね、ランディさん。まさかエクリアさん達に手を出そうとするなんて。そんなに早死にしたいのですか?」

エクリアはランディに微笑み、ティオはジト目で言い

「いやいやいやっ!そんな事はこれっぽっちも思った事がないッスよ!”化物”よりも恐ろしい存在なんか、絶対に敵に回したくないッスよ!つーか、何でそこであの皇子が出てくるんだよ!?」

エクリアに微笑まれたランディは慌てた様子で笑いながらセリカに視線を向けて言った後、疲れた表情で言い

「……”化物”よりも恐ろしいとは随分な言われようだな。」

(クク、”神殺し”と比べると”化物”の方がまだ可愛げがあるだの。)

ランディの言葉を聞いたセリカは呆れた表情で言い、ハイシェラは口元に笑みを浮かべて言った。

「………そう言えば未来のランディ、今のキーアの水着姿を見た時にすっごく褒めてくれたよー。セシルやイリア達に負けていないって♪」

その時キーアはからかいの表情でランディを見つめながら言い

「フフ、まあ今のキーアちゃんのスタイルなら、誰でもみたいでしょうね。」

キーアの言葉を聞いたセシルは微笑み

「ランディ……お前………」

「ランディさん………」

ロイドとティオは蔑みの表情でランディを睨み

「何でそこで俺を攻めるんだよ!?攻めるなら未来の俺を攻めろっつーの!………まあ、今のキー坊の水着姿はかな〜り興味があるのは否定しないが。」

睨まれたランディは疲れた表情で指摘した後笑顔でキーアを見つめ

「えへへ………」

見つめられたキーアは無邪気な笑顔を浮かべ

(後でエリィやティオと共にたっぷり説教する必要があるな………)

(後でエリィさんと一緒にお仕置きする必要がありますね……)

ロイドは目を伏せ、ティオはジト目でそれぞれ考え込んでいた。

「しかし今にして思えば、あの招待も何か思惑がありそうだったけどね。」

「………確かに。」

その時真剣な表情で言ったワジの意見にリーシャは考え込みながら頷いた。



「………………………――――いずれにせよ、次の目的地は決まった。”赤い星座”の部隊が警備しているらしいが……ノエル、どのくらいの規模か知っているか?」

ロイドは考え込んだ後気を取り直して言い、ノエルに尋ねた。

「そうですね……3個中隊はいると思います。セリカさん達もいる今なら、正面からぶつかっても勝ち目があると思いますが……下手をすれば形勢不利と悟った猟兵達がエリィさん達を人質に取るのが怖いですね……」

尋ねられたノエルは考え込みながら言い

「そうか…
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