第二部 WONDERING DESTINY
CHAPTER#7
SILVER CHARIOTU 〜King Crimson〜
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眼前のスタンド使いに告げたアラストールの右指先スベテに、
先刻と同様の寂然なる炎が宿っていた。
「改めてその身に受けよ……炎劾劫煉弾ッッ!!」
その巨大な5つの炎弾は、眩い真紅の閃光を放って再び、一斉に散華した。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ
――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鋼の融解する音。
鉄の蒸発する音。
ソレ以上に、鼓膜を劈くような爆裂音。
その何れもを絡まり合わせながら、背後に超高速で吹き飛ばされる騎士のスタンド、
『銀 の 戦 車』
「……」
その姿を静かに見据えていた真紅の王は。
「紅世の王足るこの我に “予言” で戦おう等とは、
幾星霜の時の流れを経ても、まだ遠かったようだな……」
森厳なる少女の声で、そう漏らすのみだった。
←To Be Continued……
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