第121話
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
る為に既にここを去ったと思っていたけど………」
部屋に入って来たロイド達を見たギュランドロスは声をかけ、ルイーネは目を丸くして尋ね
「実は折り入って頼みがありまして―――――」
尋ねられたロイドはギュランドロス達に事情を説明してノエルだけでも解放して欲しい事を頼んだ。
「なるほどな……………」
「フフ、中々考えているわね。」
「へえ?見かけのわりに結構厳しい事を言うじゃん。見直したよ。」
事情を聞き終えたギュランドロスは頷き、ルイーネは微笑み。パティルナは興味深そうな表情をした。
「………何とかノエルだけでも解放して頂けないでしょうか?」
そしてロイドは真剣な表情でギュランドロス達を見つめて尋ね
「別にいいぜ?ルイーネ、お前もいいだろう?」
尋ねられたギュランドロスは頷いた後ルイーネに尋ね
「うーん………私としましてはちょっとだけ反対なんですが………クロスベル独立国を滅ぼせば解放するつもりでしたし、まあ一人くらいならいいでしょう。」
尋ねられたルイーネは困った表情をした後頷いた。
「あ、ありがとうございます………!」
二人の答えを聞いたロイドは明るい表情をし
「随分と気前がいいな、オッサン………元敵だった連中だぞ?」
ランディは目を丸くして尋ねた。
「何も無罪放免で解放する訳ではないわよ?解放する条件としてヴァイスさんとギュランドロス様……そして私達の手によって生まれ変わるクロスベルの兵士とするつもりよ?」
「クク、クロスベル独立国を滅ぼして、俺達が建国したクロスベルがある程度落ち着いたらソーニャ達を鍛え直すつもりだったしな。」
「そうだね♪ベルガード門の連中も鍛えまくって今の強さになったからね〜。ビシバシしごくつもりだよ♪」
ランディの疑問にルイーネは微笑み、ギュランドロスは不敵な笑みを浮かべ、パティルナは笑顔で言った。
「な、なるほど………」
3人の答えを聞いたロイドは冷や汗をかいて苦笑し
「国防軍の連中、マジで災難だな………痛い目に合わされた上、ベルガード門の連中も味わったあの地獄の特訓を受ける事になるんだからな………ある意味拷問に近かったからな、あの特訓は。」
ランディは疲れた表情で溜息を吐いた。
「あら………そのお蔭でランディ君も本来の力――――”赤い星座”の猟兵時代の体力や勘も取り戻せたからいいじゃない。」
「そうそう!確かたった2人で赤い星座を圧倒したんだって?機会があったら、あたしと模擬戦をしようよ!」
「クク、その時は俺も混ぜてもらうぜぇ?」
ランディの言葉を聞いたルイーネは微笑み、パティルナとギュランドロスは興味深そうな表情でランディを見つめ
「マジで勘弁しろっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ