第121話
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「………そう……ですね………確かにロイドさんの仰る通りですね………本当なら皆さんと一緒に行動していたあたしだからこそ、気付くべきでしたね………最初から間違っていた事に………!」
そしてノエルは決意の表情で言い
「ノエルさん………!」
「元気を取り戻したようですね………」
「えへへ……さすがはロイドさんだね♪」
ノエルの様子を見たセティとエリナは微笑み、シャマーラは嬉しそうな表情をした。
「ただ……今のあたしは虜囚の身ですから、ここから動けませんし………皆さんの力になる事ができないのが悔しいですね……」
「……エクリアさん。拘束されている国防軍の兵士達の身の権限を持っている人は誰なんですか?」
疲れた表情で言ったノエルの言葉を聞いたロイドは考え込んだ後エクリアに尋ね
「確か………ギュランドロス様とルイーネ様だったはずです。」
「そうですか………だったら今から2人に事情を説明して、何とかノエルだけでも解放してもらえるように説得してみせるよ。」
エクリアの答えを聞いたロイドは頷いて言った。
「オイオイ………そんな簡単に言うが、あの二人を本当に説得できるのか?」
「ルイーネ一佐はああ見えて厳しい方ですし………ギュランドロス司令は大雑把に見えるようで、厳しい所は本当に厳しいですよ?」
ロイドの言葉を聞いたランディは目を丸くし、ノエルは驚きの表情で言った。
「それでも何とか納得してみせるよ。――――ノエルも俺達の大切な仲間だしな。」
「ロ、ロイドさん………」
そして笑顔で言ったロイドの言葉を聞いたノエルは顔を赤らめ
(おおおおおおおおおおおおおおっ!ここでもかっ!いや〜、一皮剥けたロイドは以前以上にパワーアップして面白すぎるぜっ!)
(ハア……………………頭が痛くなって来たわ……………)
その様子を見ていたギレゼルは興奮し、ルファディエルは手を頭に抑えて大きな溜息を吐き
(フフ、ここでも出たね、ロイドご自慢の天然が。)
(リウイ陛下やセリカさん達以上に性質が悪いように見えてきました………)
(この弟王がっ!)
ワジは口元に笑みを浮かべ、ティオはジト目でロイドを見つめ、ランディは悔しそうな表情でロイドを睨み
(油断していたら兄様もこうなりそうだから、しっかり見張っておかないと……)
(何でそこで俺を見るんだよ、エリゼ………)
エリゼはジト目でリィンを見つめ、見つめられたリィンは溜息を吐いた。その後ロイド達はギュランドロス達がいる場所を探して、ギュランドロス達がいる部屋に入った。
「――――失礼します。」
「おう、お前達か。」
「あら………どうしたのかしら?もうエリィさん達を解放す
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