第117話
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のオッサン達もベルガード門にいるだと!?」
「そういえばヴァイスさん達の話でギュランドロス司令達はリウイ陛下達―――メンフィル軍と共にいるとの話でしたね……」
兵士の話を聞いたランディは驚き、ティオは考え込みながら言った。
「そう………話してくれてありがとう。ロイド、もうここはいいでしょう?」
「そうですね………これ以上ここにいても警備の邪魔なだけですし、失礼しましょう。」
カーリアンに尋ねられたロイドは頷き
「じゃ、私達はもう行くわ。」
「ハッ!」
「お疲れ様です!」
カーリアンに言われた兵士達はそれぞれ敬礼をし、ロイド達は兵士達から離れた
「それで……次はリウイ達と話をするつもりかしら?」
兵士達から離れたカーリアンはロイド達に尋ね
「はい。――――リーシャにどうしても接触したいですし。その……ベルガード門でもリウイ陛下達との面会を頼んでもいいでしょうか……?」
尋ねられたロイドは頷いた後申し訳なさそうな表情で尋ね
「ええ、別にいいわよ。それじゃあさっさと行きましょう。」
ロイドに尋ねられたカーリアンは頷いた後ロイド達を促し、ベルガード門に向かって行った。その後ベルガード門に到着したロイド達はカーリアンが見張りのメンフィル兵達に接触してリウイとの面会を可能にしたので、リウイ達がいる会議室に向かった。
〜ベルガード門・会議室〜
「―――失礼します。」
リウイ達が会議室で話し合っているとロイド達が部屋に入って来た。
「みなさん………国防軍から逃げ回っていたとお聞きしましたが、ご無事で何よりです。」
ロイド達を見たイリーナは微笑み
「おう、ようやく来たか。」
「ヴァイスさんやエルちゃん達と接触したからそろそろ来る頃だと思っていたわ。」
ギュランドロスとルイーネは口元に笑みを浮かべ
「久しぶりね、お兄さん達♪」
「というかカーリアン婆は何故その者達と共にしているのじゃ?」
レンは小悪魔な笑みを浮かべ、リフィアは呆れた表情でカーリアンを見つめ
「なんですって〜!?」
「痛い、痛い!痛いのじゃ〜!」
そして顔に青筋を立てたカーリアンに頭を締め付けられて呻き始めた。
「え、えっと………」
「アハハ!カルバードの狸大統領とエレボニアの”鉄血宰相”の相手をした”聖魔皇女”も肉親には弱いようだねえ?」
その様子を見ていたロイドは戸惑い、ワジは笑い
「……リフィア殿下とカーリアンさんにとっては日常茶飯事なので気にする必要はないかと。」
ティオは静かな表情で言い
「ハア……………――――既にお前達の状況はヴァイス達から聞いているし、ギュランドロス達がクロスベル市の
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