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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第115話
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だろ〜ッ!?」

ティオは笑顔で答えを拒否し、キーアの答えを聞いたランディは肩を落として溜息を吐き

「というか、10年以内に結婚できるという情報がわかっただけでもラッキーと思った方がいいのでは?」

ティオはジト目でランディを見つめ

「今の言葉は俺に失礼すぎだぞ、ティオすけ!クソ〜!マジで気になる〜!!」

ランディは疲れた表情でティオに指摘した後、悔しそうな表情をし

「……………………………」

ミレイユは辛そうな表情で黙り込んでいた。



「ハハ……ランディも俺の気持ち、わかってくれただろ?」

ランディの様子を見たロイドは苦笑しながらランディに尋ね

「ええい、こうなったら!キー坊!ロイドやお嬢、ティオすけ、後ついでにワジ達も結婚しているのか!?」

尋ねられたランディは真剣な表情でキーアに尋ね

「ちょっ、ランディ!?」

「わたし達まで巻き添えにするなんて、ひどすぎです……」

「アハハ!これは面白くなってきたね!」

ランディの質問を聞いたロイドは慌て、ティオはジト目になり、ワジは声を上げて笑い

「うるせえ!俺だけ未来では結婚している事がバレているとか、理不尽だろうが!?」

ランディはロイド達を睨んで叫んだ。

「うん!ロイドにエリィにティオにリィンやセティ達………ワジ以外はみーんな、結婚しているよ♪」

「ええっ!?」

「フフ、まあ予想通りだね。」

「………………お願いですから、わたしの未来のネタバレまで勘弁してください、キーア………聞かないように自分に言い聞かせているのですから……………」

「そ、そんな!?ティオちゃんが結婚しているなんて!?」

そして嬉しそうな表情で答えたキーアの言葉を聞いたロイドは驚き、ワジは静かな笑みを浮かべ、ティオは溜息を吐き、エオリアは信じられない表情で声を上げた。

「………ま、普通に考えればロイドとエリィは予想できるけど…………まさかティオ達まで結婚しているなんてねえ?」

「お相手は一体誰なんでしょうね?」

ワジは口元に笑みを浮かべ、リタは微笑みながらティオを見つめ

「…………キーア。ヒントだけでも、もらえませんか?」

見つめられたティオは考え込んだ後真剣な表情で尋ねた。

「えへへ……ごめんね。ヒントもわかりやすすぎるから、教えられないよ。」

しかしキーアは無邪気な笑顔を浮かべて答えを断って、ロイドに視線を向け

「……?」

視線を向けられたロイドは不思議そうな表情をし

「……いえ、今ので十分わかりました。」

キーアの行動を見たティオは嬉しそうな表情をし

(チッ!この弟王が!)

(未来のティオちゃんを好きなようにできるなんて…
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