第114話
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アアアアアアアア―――――――――ッ!?」
エア=シアルはドラゴンブレス――――アウエラブレスを放ち、ブレスを受けた猟兵や魔獣達は悲鳴を上げながら全身黒こげにされた状態で絶命し
「激しいの、行くわよ♪白露乱舞!!」
カーリアンはブレスの範囲外にいて生き残っていた猟兵達の背後を一瞬で駆け抜けた!
「グアアアアアアアアアアッ!?」
「ガアアアアアアアアアッ!?」
すると猟兵達は全身から大量の血を噴出させて悲鳴を上げた後、全身がバラバラに斬られて絶命した!
「くっ………狼に”戦妃”、さらには竜だと!?」
その様子を見ていたガレスは唇を噛みしめ
「カーリアンさんにツァイトの部下さんたち……!」
「それに……あれはエルミナ大尉やミレイユさんたち!?」
ティオとロイドは明るい表情をし
「おのれ……!いいだろう!こちらも挟撃して――――」
ガレスは唇を噛みしめて銃口をエルミナ達に向けようとしたその時!
「無駄だ、ガレス。」
聞き覚えのある青年の声が聞こえてき、ガレスが声が聞こえた方向を見上げたその時、ランディが崖上からスタンハルバードで強襲し
「うおっ!?」
ガレスはランディの強襲攻撃を武器で防御して後ずさった!
「あ………」
「ほう……」
「フフ、やるわね。」
「ええ。なかなかいい動きです。」
ランディを見たティオは明るい表情をし、ツァイトとエオリア、リタは感心し
「ラ、ランディ!?」
「ランディだー♪」
ロイドは驚き、キーアは嬉しそうな表情をし
「よ、久しぶりだな。積もる話はあるだろうがとりあえずは後回しだ。」
ランディは口元に笑みを浮かべて答えた。
「若……やりますな。まさか狙撃兵たる私の背後を取るとは。」
「ま、お前達がエルミナ大尉達の戦力を舐めてくれたおかげで、ここまで有利に戦えたって事よ。それとロイド達の方に気を取られたお前のミスだ。」
感心しているガレスにランディは口元に笑みを浮かべて答えた後真剣な表情でガレスを見つめ
「仰る通りで。……しかし若、相変わらずその得物ですか。ブレードライフルなしでこの私に勝てるとお思いか?」
見つめられたガレスはランディに尋ねた。
「別に?使ってねぇわけじゃねえぞ?」
尋ねられたランディは不思議そうな表情をして答えた後ブレードライフル――――”バルディッシュ”に武器を持ち替えた!
「幸いセティちゃん達の親父さんが作ったコイツは何ともなかったからな。俺の得物が”ベルゼルガー”だけと思ったのもお前の敗因だ。それに機関部をやられたら、肝心な時に役に立たねえぞ。」
「なるほど……たしかに今の一撃で
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