Episode4
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はアマゾンブレイドをしまうとため息をつき
「全く。」
ソーナは頭を抱え
「・・・。」
ヴァーリはいきなり怒鳴ってきたリアスの行動が理解できずフリーズし、
「申し訳ございません。」
朱乃はそんな3人に頭を下げていた。
「朱乃!そんな奴らに頭を下げる必要なんてないわ!それよりなんで白龍皇を庇ってるのよ!」
「そうっスよ朱乃先輩!」
「お前ら馬鹿か?」
リアスとリアスに同調するイッセーに呆れた仁は踵を返した。
「ヴァーリ、だったか?」
「あ、あぁ。」
「コカビエルとガリレイはくれてやる。」
「そうか。礼を言う。」
「その代わり、アザゼルにこいつを作るように言っておけ。等価交換ってやつだ。」
仁はそういうと懐から取り出したUSBメモリをヴァーリに投げ渡した。
「わかった。」
ヴァーリはUSBをキャッチすると上半身だけとなったコカビエルとバルバー・ガリレイを背負った。
「待ちな――」
「リアス!」
ヴァーリをよぼ止めようとするリアスを朱乃が遮った。
「コカビエルを倒したのは我々ではなく彼ですっ!コカビエルをどうするか我々に口を出す権利はありませんっ!そして彼はコカビエルをヴァ、白龍皇に引き渡した。つまり、コカビエルの処遇は白龍皇、ひいては白龍皇に依頼した堕天使陣営が決めることですっ!!!それにあなたは――――――――――」
ヴァーリは凄い剣幕でリアスを説教している朱乃を見つめ仮面の奥でほほ笑んだ後、
「またいつか会おう。朱乃。」
そういうとヴァーリ飛び去って行った。
ちなみに仁は朱乃がリアスを説教している間に姿を消していた。
〜ヴィルアリマンション〜
仁はある高級マンションの最上階の部屋のリビングで寛いでいた。
実は仁が空港でソーナに出会った際に日本での活動拠点となるこのマンションの鍵を渡されていたのだ。
ガチャ
「!」
玄関が開いた音がして、仁は咄嗟にベルトに手をかけた。
「どうも。」
「ソーナ?」
リビングに入ってきたのはソーナだった。
「なんでここに?」
「私もここに住むんです。」
「マジ?」
「マジです。」
「ウソダドンドコドーンッ!!???」
夜の駒王町に仁の叫び声が響いていた。
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