学年別トーナメント
第19話 ボーイ・ミーツ・ボーイ U
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ゼ”の隊長を務めるドイツ空軍少佐のラウラ・ボーデヴィッヒ、だったな?」
ラウラ「貴様に説明なぞ求めてないぞ」
折角紹介してやったってのに冷えな……
まっ、それもしゃあないかもしれんが……
白夜「ほ〜う、随分と冷たい野郎だな……“試験管ベビー”」
ラウラ「なっ??」
『??』
そう…こいつ(ボーデヴィッヒ)はタダの人間なんかじゃない。ドイツ軍の特別な研究でもって作られた人工生命体(所謂擬似ホムンクルスか?)だ……
ラウラ「貴様!一体何処でその話を__」
白夜「ドイツ軍の中で最も信頼出来る奴から聞いたのさ。
何せお前ソックリな奴を前に一度だけだが見掛けた事があってな」
ラウラ「私ソックリな……?」
白夜「そんでテメェの出生調べてもらったらそれ(試験管ベビー)が解ってな。
初めに聞いた時は驚いちまったが……」
ラウラ「貴様!もう許さん??」≪ギラリッ≫
ついに痺れ切らしたのかナイフを構えるボーデヴィッヒ。
フン……残念だが、そんな小物じゃあ俺は倒せんぞ……
白夜「俺に武器を向けっとは随分と良い度胸だな。
懺悔の用意は出来てんのか?」
ラウラ「貴様がそう言っていられるのも今のうちだ。
何せ私は前より強くなったのだからな!」
あぁ解るともそのくらい、前とは違い今のテメェは覇気に満ち溢れてるぜ……
だが……
白夜「水をさす様で悪いが、今のテメェじゃ俺は倒せねえ」
ラウラ「何だと貴様!人を散々コケにしおって??」
白夜「ならあんのかテメェには?」
ラウラ「何がだ??」
白夜「力を行使する目的がな」
ラウラ「そんなの貴様を倒s__!」
白夜「悪いがそりゃ言い訳程度にしかならんぞ」
ラウラ「くっ、なら貴様はどうなんだ??お前にはあるのか??力を使う理由が!」
白夜「無論あるさ、あの人を越える為にな」
ラウラ「あ…あの人?」
白夜「俺に力をくれた人をさ」
ラウラ「お前に…力を……?」
白夜「おっと、これ以上は流石に言えねぇな。
後は自分で探りな」
ラウラ「何?」
これ以上の長話しは流石に雇い主(織斑先生)が承知せんだろうからな……
ーーーーーーーーーーーーーーー
白夜「この辺で良いですか?」
千冬「……、まあ良しとしよう。
今日は二組と合同で(IS)実習を行う、諸君はすぐISスーツに着替えて第二グラウンドに集合しろ」
たく…朝から面倒だな……
まっ、おおかた俺のせいだろうがな……
千冬「それと白夜、お前に新たな依頼だ」
白夜「何ですか?」
千冬「デュノアの面倒を見てやれ、同じ男子同士だろ?」
白夜「了解」
千冬「では解散
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ