暁 〜小説投稿サイト〜
暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
学年別トーナメント
第19話 ボーイ・ミーツ・ボーイ U
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


千冬「……」

この前の事件の犯人は間違い無く束の仕業だな。第一無人機で未登録のコアをISに使う輩はそいつ除いて他に居ない。
だがな……今の私はお前の身勝手な茶盤に付き合う程そう暇ではないのだからな……今度また何かしようものなら白夜にでも依頼してとっ捕まえさせてイヤでも洗いざらい白状させるからな…覚悟しとけよ…束……
まあそれはさて置き……

ーーーー

≪パシュー……≫

「「……」」

職員室を出て廊下に出れば、そこに居たのは新たな転校生。しかも今回はウチのクラスだ。
やれやれ……今回また学園から厄介者もの遣わされてしまったな……まあいいとしよう……

千冬「待たせてすまなかった……
こんなトーナメントが間近な時に転入とは少々厄介だが……まあお前達2人の実力と成績なら大して問題にはならんだろう……
とにかく行くぞ、ついて来い」

全く今回は前の教え子に加え……これ以上はネタバレになりそうだから言わないでおくか……
そんな訳で私は新たな転入生を連れて教室へと歩む……この先何が待ちうけてるも知らずに……

_______________


白夜SIDE



教室


白夜「おい死に損ない」

箒「何だ今度は……もういいだろ?」

白夜「んな簡単に俺が済ますと思ってんのかクソガキが……
てか今回の騒ぎどう償うつもりだテメェ?死に方の希望聞いてやっから今のウチに懺悔しやがれ」

箒「だから何故そうなるのだ??」

白夜「惚けんなこの“スットコドッコイ”。
じゃあ部屋ん前で付き合えとかほざいた馬鹿野郎がテメェ以外に何処に居んだよ?」

箒「そんなことを言われても……」

今俺は篠ノ之を尋問している。えっ、何故“尋問してっか?”だと?んなのはこいつが“俺と付き合え!”とかほざいた話が……

「ねえねえ聞いた?」
「何が?」
「今度の学年別トーナメントで優勝すると……」
「白夜くんと付き合えるらしいよ!」
「えっ、マジ??」
「本当本当!だって篠ノ之さんがそう言ってんだから!」

いつの間にこんな感じで広まってるからだ。しかも話の内容が歪んで広がってるし……
まあそんな訳で発生源の篠ノ之にどういうつもりか聞き出そうと尋問してるけど全然白状しない。いやそれとも元から知らんのか?
だが何れにしてもこいつに非があんだからこいつに制裁しても誰も文句は言わんだろうが……

真耶「駄目ですよ白夜くん!学園内での武力行使は禁止です??」

まさかの副担任に止められる始末。
クソッタレが!
まあいい……放課後みっちり叩きのめすだけだからな……フッフッフッフッ……


≪パシュー……≫

千冬「諸君、今日もいい朝だな。
それと山田先生、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ